[BOOKデータベースより]
目指すのは「自分で考えて動くロボット」。これまでのアプローチを振り返り、ディープラーニング・強化学習の先にある可能性を探る。
第1章 自律ロボットの何が難しいのか?
第2章 自律ロボットを賢くする/賢さを問い直す試み
第3章 人の知能から得られるロボット知能に関するヒント
第4章 ロボット知能のための数理とアルゴリズム
第5章 ロボット知能に柔軟性を生み出すための試み
第6章 ロボットはもっと賢くなれるか?―ロボット工学への着地点
「人のように、変化の多い環境や想定外の状況に、臨機応変に対応できるロボットが作れたら…」
ロボットエンジニア・研究者なら、一度はこう思ったことがあるでしょう。
囲碁や将棋でプロ棋士を負かす知能をもったロボット、人間の動作をそっくりまねるロボットをはじめ、人間と同じ(もしくは人間を超える)能力をもったロボットは、すでに数多く登場しています。
ですが、これまでのアプローチを続けていけば、「人間のように自分で考えて動くロボット」は実現するのでしょうか? また、仮に難しいとしたらその理由はいったい何で、それに対して過去にどのようなアプローチがあったのか、また今後あり得るのでしょうか?
本書では、知能ロボットをとりまく状況を整理しつつ、「知能とは何か」「認識するとはどのようなことか」という論点まで立ち戻り、哲学・心理学・システム論からの知見を紹介。これらの知見を活かした最新の研究事例を解説し、今後のロボット開発の一つの方向性を示します。
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