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[BOOKデータベースより]
16世紀から20世紀半ばまで。欧米人の日本語学習の動機を、史実から読み解く。
第1章 大航海時代、イエズス会の方略―布教と言語
[日販商品データベースより]第2章 帝政ロシアの思惑と通訳の育成―日本語教育一一〇年の歩み
第3章 長崎出島とオランダ―ひそかに学んだ日本語
第4章 絹とジャポニスム―交易と美術、日本語が学ばれるとき
第5章 近代化の扉を開いた各国の日本語人材―開国前夜に始まる日本語学習
第6章 戦争がもたらす対日観と日本語教育―日露戦争と第一次世界大戦
第7章 広報活動と枢軸国の日本語教育―戦間期から大戦下にかけて
第8章 連合国の日本語教育と情報戦―戦間期から第二次世界大戦期をへて
欧米の日本語学習は対日戦略とともに展開した。そのうち、国防、外交、交易など各国の国益と結びついた8つのトピックを紹介する。幕末の日本産「蚕」や日露戦争後の日本に注がれた関心が日本語の研究を促すなど、動機は意外なところにあった。16世紀から20世紀の西洋人の日本語学習は、綿密な計画とたゆまぬ努力、日本語教師たちの真摯な協力によって成果を生んだ。エピソードを交えながら当時の息吹を紹介する。