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強制疎開死3600人の真相に迫る
あけび書房 大矢英代
点
日本で唯一の地上戦が起きた沖縄。戦闘がなかった波照間島で住民たちはなぜ死んだのか?ドキュメンタリー映画「沖縄スパイ戦史」の共同監督が挑む、沖縄戦の最暗部・ノンフィクション。
はじめに―もうひとつの沖縄戦1章 住民3600人の死の真相を追って(2009年夏〜2010年夏 石垣島)(65年前の今日;地上戦なき島々の沖縄戦・戦争マラリアとの出合い ほか)2章 島で暮らしながら撮る(2010年冬〜2011年夏 波照間島)(さよなら、東京;「今日から家族として、苦楽を共にしましょう」 ほか)3章 戦争マラリアはまだ終わっていない(2017〜2018年 東京、米国、波照間島、石垣島)(ドキュメンタリー映画『沖縄スパイ戦史』制作へ;沖縄戦参戦米兵のロバートさん ほか)最終章 なぜ今、戦争マラリアなのか(2018年 与那国島、石垣島、米国)(日本最西端の自衛隊基地・与那国島;自衛隊誘致したけれど… ほか)おわりに―みんなが生きてきた証を残す(2020年 米国)
日本で唯一の地上戦が起きた沖縄。しかし戦闘のなかった八重山諸島で3600人もの住民が死んだ。 誰によって、なぜ、これほどの住民が死に至ったのか ?映画『沖縄スパイ戦史』の共同監督が沖縄戦の最暗部に迫ったルポルタージュ。 そして、明らかになったのは、軍命による強制移住、住民のためではなく、軍のための強制移住、住民からは「マラリア有病地」と恐れられていた地への強制移住、それが引き起こしたマラリアによる膨大な病死。これが沖縄で「もうひとつの沖縄戦」と呼ばれてきた「戦争マラリア」だ。10年にわたる長期取材で迫った、75年前の住民犠牲の実態。 それは地下水脈のごとく、今現在、私たちの足元へと続いていた…。「戦争マラリア」の事実を多くの方に伝えるための大労作であると同時に、 ジャーナリストとしての誠実さ、気概が伝わる一冊、そして、ジャーナリズムの社会的責務を考え合う一冊でもある。推薦:金平茂紀、望月衣塑子、ジャン・ユンカーマン本年度山本美香記念国際ジャーナリスト賞奨励賞受賞
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1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
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[BOOKデータベースより]
日本で唯一の地上戦が起きた沖縄。戦闘がなかった波照間島で住民たちはなぜ死んだのか?ドキュメンタリー映画「沖縄スパイ戦史」の共同監督が挑む、沖縄戦の最暗部・ノンフィクション。
はじめに―もうひとつの沖縄戦
[日販商品データベースより]1章 住民3600人の死の真相を追って(2009年夏〜2010年夏 石垣島)(65年前の今日;地上戦なき島々の沖縄戦・戦争マラリアとの出合い ほか)
2章 島で暮らしながら撮る(2010年冬〜2011年夏 波照間島)(さよなら、東京;「今日から家族として、苦楽を共にしましょう」 ほか)
3章 戦争マラリアはまだ終わっていない(2017〜2018年 東京、米国、波照間島、石垣島)(ドキュメンタリー映画『沖縄スパイ戦史』制作へ;沖縄戦参戦米兵のロバートさん ほか)
最終章 なぜ今、戦争マラリアなのか(2018年 与那国島、石垣島、米国)(日本最西端の自衛隊基地・与那国島;自衛隊誘致したけれど… ほか)
おわりに―みんなが生きてきた証を残す(2020年 米国)
日本で唯一の地上戦が起きた沖縄。
しかし戦闘のなかった八重山諸島で3600人もの住民が死んだ。
誰によって、なぜ、これほどの住民が死に至ったのか ?
映画『沖縄スパイ戦史』の共同監督が沖縄戦の最暗部に迫ったルポルタージュ。
そして、明らかになったのは、軍命による強制移住、
住民のためではなく、軍のための強制移住、
住民からは「マラリア有病地」と恐れられていた地への強制移住、
それが引き起こしたマラリアによる膨大な病死。
これが沖縄で「もうひとつの沖縄戦」と呼ばれてきた「戦争マラリア」だ。
10年にわたる長期取材で迫った、75年前の住民犠牲の実態。
それは地下水脈のごとく、今現在、私たちの足元へと続いていた…。
「戦争マラリア」の事実を多くの方に伝えるための大労作であると同時に、
ジャーナリストとしての誠実さ、気概が伝わる一冊、
そして、ジャーナリズムの社会的責務を考え合う一冊でもある。
推薦:金平茂紀、望月衣塑子、ジャン・ユンカーマン
本年度山本美香記念国際ジャーナリスト賞奨励賞受賞