- 古関裕而
-
日本人を励まし続けた応援歌作曲の神様
中経の文庫 Cー71
- 価格
- 770円(本体700円+税)
- 発行年月
- 2020年02月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784046045577
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[BOOKデータベースより]
1964年10月東京オリンピック開会式で演奏された行進曲「オリンピック・マーチ」は、昭和を代表する作曲家・古関裕而によって作曲された。誰もが一度は聴いたことがある有名な曲が多く、歌謡曲、戦時歌謡、映画音楽、大学応援歌、校歌など、さまざまなジャンルを手がける。昭和という時代で、いかに一般大衆の心をとらえたのか、曲作りでの歓喜と苦悩について代表的な曲のエピソードを通じて紹介する。
第1章 福島行進曲(作曲家・古関裕而をつくりあげた故郷・福島;その才能は、故郷の山河に育まれた ほか)
[日販商品データベースより]第2章 夢淡き東京(縁故採用で銀行に就職;山間のユートピアで、道を求めつづける ほか)
第3章 露営の歌(憧れの東京で“田舎暮らし”!?;ヒット曲に恵まれず苦悩する日々 ほか)
第4章 長崎の鐘(南方慰問団派遣に参加して、戦地へ;『若鷲の歌』の大ヒットで予科練に志願者が殺到 ほか)
第5章 栄冠は君に輝く(生まれ変わる日本で、古関も新しい世界を模索;映像美と古関ミュージックの饗宴に観客は酔いしれる ほか)
「心も浮き立つような、古関裕而作曲のオリンピック・マーチが鳴り響きます」
と、アナウンサーが発した実況中継の第一声。
「報われた」
その思いはあったと思う。
アジアではじめてのオリンピック。
日本の作曲家を代表してその入場行進曲を作るということは、生涯5000曲以上の作品のなかでも特別の意味をもつ。
青空の下、自分の曲に乗せて世界中から集まった選手たちが行進し、5万人を超える観衆が曲に合わせて笑顔で手拍子する。作曲家冥利に尽きる。
この素晴らしい瞬間を目にしたことで、これまでの生みの苦しみの苦労が報われた。
また、片田舎で将来の不安に怯えながら独学した日々、ヒット曲に恵まれなかった苦悩、それもこれも、この瞬間で報われた……。
2020年春放送開始の、朝の連続ドラマで昭和を代表する作曲家・古関裕而が取り上げられます。音楽で人々を励まし、波乱万丈の人生をコンパクトな1冊の文庫で紹介します。
この本を読んで、ぜひ、自分への応援歌にしてください。