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[BOOKデータベースより]
精神分析はどのように基礎づけられるか?この問いを手がかりに、ラカンがいかに多くをハイデガーに負うているかを解き明かし、さらには、ラカンとラカン派分析家にとって「精神分析家である」とはいかなることであり、分析家は精神分析をいかなるものとして実践し得るかまでを問う画期の書。
1 否定存在論的トポロジーの導入
[日販商品データベースより]2 ハィデガーの思考と否定存在論的トポロジー
3 異状の否定存在論的構造
4 異状から昇華へ―精神分析の倫理
5 女性性について
6 ジャックアラン・ミレールを批判する―彼のラカン読解とセミネール編纂の誤りについて
付録
精神分析はどのように実践し得るのか?
ハイデガーとラカンの思考は、次の三つの問いをめぐって展開されている、と言うことができるだろう。存在の歴史において、否定存在論的孔穴は、いかに閉塞され、あるいは隠蔽されてきたか? だが、今や、いかにそのようなごまかしは不可能となってきているか? では、そのとき、我々はいかに生きることができるか? さらに、ラカンとラカン派精神分析家にとっては、第四の問い〓実践的な問い〓が措定される。そのような現代の状況において、「精神分析家である」とはいかなることであり得、精神分析家は精神分析をいかなるものとして実践し得るか?それらの問いを、本書において問うていく。