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[BOOKデータベースより]
迷走する入試改革問題の背後にひかえているのは、教育の、国家によるさらなる統制と、市場へのさらなる誘導である。ゆとり教育、教育基本法改定から、政権交代とその挫折、さらには奨学金問題までをいっきに総点検することで浮かび上がってくるのは、私たちが直視しなければならない“教育の現代史”である。
第1部 新自由主義と国家主義―ゆとり教育と教育基本法 1999‐2008(「単越性」の支配―「選択・責任・連帯の教育改革」批判;象徴資本としての「個性」;教育をめぐる対話―一九八〇年代から二〇〇一年;近代教育への問い直し;教育を取り戻すために;民主から愛国へ―教育基本法改正論批判;教育は誰のものなのか―教育基本法「改正」問題のアリーナ;格差と排除の教育マニュアル―教育再生会議第一次報告批判;学校改革とは何か)
[日販商品データベースより]第2部 希望と絶望―政権交代と貧困 2009‐2018(教育政策の行方―新自由主義・国家主義からの転換は可能か?;「政治の時代」の到来;大阪教育行政二〇一一〜二〇一二;ブラックバイト・全身就活・貧困ビジネスとしての奨学金;貧困化する大学生と経済的徴兵制;教育の危機を問い直す;奨学金問題の現状と今後の課題)
「ブラックバイト」の名付け親、「入試改革を考える会」代表の最新刊!
連日報道されている入試改革問題。教育をめぐる問題はいつも加熱してきた。この20年を射程に、世間を賑わした教育問題に、日本を代表する教育社会学者はその都度どのように応答してきたのか? 「ブラックバイト」の名付け親にして奨学金問題・入試改革問題の代表的運動家が、その「闘い」の跡を辿る。道徳、愛国心、歴史教科書等をめぐる「国家主義」と、就活、奨学金、民間試験、国立大学法人化等をめぐる「新自由主義」が台頭する教育に、果たして突破口はあるのか?