この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 読むことのエチカ
-
価格:3,960円(本体3,600円+税)
【2024年05月発売】
- 25年後の東浩紀
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2024年05月発売】
- 青空の下で読むニーチェ
-
価格:990円(本体900円+税)
【2018年12月発売】
- 法の支配と対話の哲学
-
価格:5,940円(本体5,400円+税)
【2017年03月発売】
- 西洋哲学の基本概念と和語の世界
-
価格:2,860円(本体2,600円+税)
【2020年10月発売】
[BOOKデータベースより]
国家、民主主義、労働、贈与、動物、友愛、そして家族…。これまで日本では十分に取り上げられてこなかった晩年の思想を読み解くことで、デリダ像を一新する。そして、脱構築として知られてきたデリダ終生の問いにも正面から向きあい、いまだ尽くされぬ可能性を探る。生の哲学でも、死の哲学でもなく―“死後の生”を生き延びる私たちのための、新たなる入門書。
序論 いまここにある死後の生
[日販商品データベースより]導入部 差延としての死後の生(差延、あるいは差異の亡霊―ソシュールからデリダへ)
第1部 政治的なものの亡霊的起源(国家創設と署名の力―「アメリカ独立宣言」をめぐって;自己免疫的民主主義―来たるべきデモクラシーの条件 ほか)
第2部 人間と動物の生‐死(動物と生政治への問い―猫のまなざし、ハリネズミの傷痕;人間/動物のリミトロフィー―デリダによるハイデガーの動物論講義 ほか)
第3部 来たるべき共同体への信(他者への応答責任―死を与えるキルケゴールとデリダ;呼びかけとしての友愛、哀悼としての友愛―アリストテレスの友たち ほか)
脱構築の名のもと,新たな問いの領域を生涯にわたり開拓し続けた,現代思想最後の巨星.没後15年を経て,その影響はなお衰えをしらない.日本ではいまだ知られざる後期の思想,そしてさまざまな局面に波及する脱構築思想の広がりを一望し,その可能性を解き明かす.すべての読者に開かれた,新たなる入門の書.