- 虚数
-
- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 2020年02月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784315522099
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[BOOKデータベースより]
虚数の考え方がゼロからわかる!史上最強の入門書!!
イントロダクション(これが虚数だ!;答のない問題が、虚数の誕生をもたらした ほか)
[日販商品データベースより]1 こうして虚数が誕生した!(数直線を埋めつくす「実数」の世界;4000年の歴史をもつ2次方程式 ほか)
2 虚数の“姿”をとらえる(マイナスの数を数直線で可視化する;虚数は、数直線の外にあらわれる ほか)
3 回転と拡大で複素数を計算!(マイナスのかけ算は、複素平面上の点を180度回転させる;虚数「i」のかけ算は、数直線上の点を90度回転させる ほか)
4 現代科学と虚数(極小世界を探求する物理学「量子力学」;虚数なしには、電子のふるまいが説明できない ほか)
" 虚数とは「2乗するとマイナスになる数」です。
中学校までに習うふつうの数では,プラス×プラスはプラスになり,マイナス×マイナスもプラスになります。つまり, 0でない数を2乗する(2回かけあわせる)と,かならずプラスの数になります。したがって,ふつうの数では「2乗してマイナスになる数」などというものは存在しないはずです。存在しないはずの数だから,うその数。すなわち虚数です。
そのような虚数が一体何の役に立つのでしょうか。実は虚数は,科学の世界ではとても大きな役割をになっています。たとえば,ミクロな世界を物理学で解き明かそうとすると,虚数の計算が必要になります。さらには,私たちがくらす宇宙では,誕生時に「虚数時間」というものが流れていた,という理論も提案されています。
本書では,とても不思議な数である虚数について“最強に”面白く紹介します。本書を読み終えるころには,虚数のありがたみが,きっと実感できることでしょう。虚数の世界をどうぞお楽しみください!"