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[日販商品データベースより]
人は自分の行動を自分で決める。ただし、それは人が一人で生きることができるという意味ではない。
子供のときは意識できないけれど、やがて人は自分が世の中全体に助けられながら生活を送っていることに気が付く。それがいわゆる人と世の中との絆だ。
ほとんどの人は、毎日同じようなことを繰り返しながら生活をしている。ときどき、うれしいこと、楽しいこと、つらいこと、悲しいことが自分の身に起こる。絆のありがたさが分かるのはそんなときだ。一喜一憂という言葉があるが、喜びは気の合う誰かが側にいるとき、倍増する。ストレスで苦しいとき、親しくしている誰かと話し合うことができれば、憂鬱な気分が少しは楽になる。
この短編集は、多くの小説と同じように、日常生活の中での絆を取り上げている。そしてその絆を意識する手段として、できれば避けて通りたい厭な出来事も扱っている。したがって各作品の主人公は悩み、苦しむ。
では、各主人公はどんな結末を迎えるのだろうか?
それをここで明らかにするわけにはいかないが、ヒントはこの短編集の題名にある、とだけ言っておきたい。幻滅するような結末にはなっていない。だから、『これでいいの?』となっている。
ただし、結末が「甘すぎる」とか、「非現実的じゃないか」と非難する人もいるだろう。世の中にはぎすぎすとした関係も多いし、現実は厳しいからだ。
もし、どちらかを選べと言われたら、人は「甘さ」と「厳しさ」のどちらを選ぶのだろう。絆を信じることに焦点を当て、束の間だけでも心をホッとさせたいのだろうか。それとも現実を鋭く分析する内容を重視し、心情の機微や揺れをハッキリと読み取りたいのだろうか。
最後に一言付け加えたい。人生とは、いろいろな場面で、気持ちをどう切り替えることができるかに尽きると思う。この短編集はそういう意図で書いている。