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[BOOKデータベースより]
「秘すれば花」「初心忘るべからず」能の大成者・世阿弥による至高の芸術論にして人生訓。なぞって味わう心の金言集。
はじめに―世阿弥と『風姿花伝』
[日販商品データベースより]第1部 初心忘るべからず(心より心に;家にあらず;心のままに・七歳 ほか)
第2部 物まねの品々、筆に尽しがたし(物まね;女;老人 ほか)
第3部 秘すれば花(序破急;少し心を破に持ちて;時節感当 ほか)
「秘すれば花」「初心忘るべからず」などで知られる『風姿花伝』は、能の大成者・世阿弥が記した日本最古の能学論です。「花」と「幽玄」をキーワードに、日本人にとっての美を深く探求し、老いの境地、たえず変化を求める心を論じた本書は、芸術論のみならず、人生訓としても堪能することができます。
本書は世阿弥の『風姿花伝』『花鏡』『至花道』から印象的な言葉を選び、人生訓、作品・演技論、芸術論と三部に構成しました。現代語訳、解説を参照しながら、全40日でなぞって味わう古典シリーズ第13弾です。
■著者略歴
大迫閑歩(おおさこ・かんぽ)
1960年鹿児島県生まれ。本名・大迫正一。筑波大学芸術専門学群卒業。同大学院修士課程修了。現在、九州女子大学共通教育機構准教授。漢字の古い書体を中心にした研究、作品制作を続け、後進の指導にあたっている。著書に『えんぴつで奥の細道』『えんぴつで方丈記』『えんぴつで論語』などがある。
土屋惠一郎(つちや・けいいちろう)
明治大学学長。1946年、東京都生まれ。明治大学法学部卒業、同大学院法学研究科博士課程単位修得満期退学。専攻は法哲学。中村雄二郎のもとでハンス・ケルゼン、ジェレミ・ベンサムなどの研究をするかたわら、能を中心とした演劇研究・上演の「橋の会」を立ち上げ、身体論、とりわけ能楽・ダンスについての評論活動を行う。90年、『能 現在の芸術のために』(岩波現代文庫)で芸術選奨新人賞受賞。芸術選奨選考委員(古典芸能部門)、芸術祭審査委員(演劇部門)を歴任した。北京大学日本文化研究所顧問。おもな著書に『世阿弥の言葉 心の糧、創造の糧』(岩波現代文庫)、『能、世阿弥の「現在」』(角川ソフィア文庫)、『能、ドラマが立ち現れるとき』(角川選書)、『世阿弥 風姿花伝』(NHK出版)など。