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[BOOKデータベースより]
序論
[日販商品データベースより]第1部 昭和前半期の修理事業における建築保存方法論(昭和前半期の建造物修理に示された保存概念;昭和初期における様式概念の変容と修理方針―禅宗様(唐様)仏堂の復原修理を通して)
第2部 法隆寺昭和大修理の建築保存理念(法隆寺昭和大修理初期工事における武田五一の理念と手法;法隆寺金堂・五重塔修理に向けた大岡實と浅野清の基本構想;昭和前半期における建築保存概念の形成過程―“建築様式”の解釈と再現;終章)
資料編
日本近代の文化財修理史において、「復原」をめぐる保存思想はどのように形成されたのか。国宝保存法(1929-50)が適用されていた昭和時代前半期の建造物修理に焦点をあてつつ、歴史的建築の形や色の「復原」のみならず、工事施工や調査手法などの修理工事の技術的側面を含めてその実態を解明し、当時の修理技術者たちの保存思想について論じる。
そして、昭和9(1934)年に開始された法隆寺昭和大修理の現場を中心に、日本近代に固有の建築保存方法論が確立されたということを指摘し、建築を「保存」するという行為そのものに内在している本質的な問題についての考察を加えつつ、さらにそれが現代の保存に何を示唆しているのかを問い直す。