- 権力の心的な生 新版
-
主体化=服従化に関する諸理論
月曜社
ジュディス・バトラー 佐藤嘉幸 清水知子(比較文学)- 価格
- 3,520円(本体3,200円+税)
- 発行年月
- 2019年12月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784865030914
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[BOOKデータベースより]
私たちの主体形成の過程において、社会的統制の暴力は、外側から一方的に行使されるのではなく、自分自身に「振り向くこと」、良心、自己叱責といった心的なものを通じて機能する。権力による「主体化=服従化」の過程を、フーコー、アルチュセール(権力理論)と、ヘーゲル、ニーチェ、フロイト(心的なものの理論)から徹底的に考察し、抵抗の契機を模索する。重要な訳語を再検討し改訂した新版。
序論
第1章 頑固な愛着、身体の服従化―“不幸な意識”をめぐるヘーゲルを再読する
第2章 疚しい良心の回路―ニーチェとフロイト
第3章 服従化、抵抗、再意味化―フロイトとフーコーの間で
第4章 「良心は私たち皆を主体にする」―アルチュセールによる主体化=服従化
第5章 メランコリー的ジェンダー/拒否される同一化
第6章 精神の始原―メランコリー、両価性、怒り