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[BOOKデータベースより]
PTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しむ被災者の「心の叫び」と、自らも被災しながら取り組みつづけた精神科医によって、阪神大震災の被災地から届けられた感動の“心のカルテ”。本書は、サントリー学芸賞受賞作に改訂を加え、さらに新たに阪神大震災および災害精神医学に関するエッセイや論考を大幅に増補し、そして著者と関係の深かった方々の文章を収録した決定版。
第1部 震災直後の心のケア活動―1995年1月17日〜3月
[日販商品データベースより]第2部 震災が残した心の傷跡―1995年4月〜96年1月
第3部 災害による“心の傷”と“ケア”を考える
増補第1部 被災地の復興と災害精神医学
増補第2部 安克昌と本書に寄せて
新増補 神戸・淡路大震災から二十五年を経て
★NHK Eテレ「100分de名著」で紹介(2025年1月放送)
★NHK土曜ドラマ「心の傷を癒すということ」原案(2020年)
★第18回サントリー学芸賞(社会・風俗部門、1996年)受賞作の増補決定版
阪神・淡路大震災から25年――。
大震災で、人の心はいかに傷ついているのか?
そして、復興によって癒すことはできるか?
PTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しむ被災者の「心の叫び」と、自らも被災しながら取り組みつづけた精神科医によって、阪神大震災の被災地から届けられた感動の“心のカルテ”
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これまで日本の社会は、人間の「力強さ」や「傷つかない心」を当然としてきた。しかし今後、傷ついた人が心を癒すことのできる社会を選ぶのか、それとも切り捨てていく厳しい社会を選ぶのか?
やかて被災地は、復興へと向かっていく。しかし、〈心の傷〉を見て見ないふりをして前進することではないだろう。多数派の論理で押しまくり、復興の波に乗れない“被災の当事者”でありつづけている人たちを、忘れ去ることではないはずである。“心の傷を癒すということ”は、精神医学や心理学に任せてすむことではない。それは社会のあり方として、今を生きる全員に問われていることなのである。(本文「復興にむけて」より要約)
*本書は、サントリー学芸賞受賞作に改定を加え、さらに新たに阪神大震災および災害精神医学に関するエッセイや論考を大幅に増補し、そして著者と関係の深かった方々の文章を収録した決定版。
【増補改定版・新増補版への寄稿者一覧】
中井久夫/鷲田清一/川本隆史/河村直哉/田中究/宮地尚子/京田光広/名越康文/安成洋