- 遙かなる「ワカマツ・コロニー」
-
トランスパシフィックな移動と記憶の形成
- 価格
- 4,950円(本体4,500円+税)
- 発行年月
- 2019年12月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784779126390
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[BOOKデータベースより]
第1章 トランスナショナルな移住・移動と「移民」送り出しネットワーク―会津若松・北海道・横浜・カリフォルニア
[日販商品データベースより]第2章 新聞報道にみる初期の移動―横浜からハワイ・サンフランシスコへ
第3章 日本への帰国者を通してみる「ワカマツ・コロニー」
第4章 木村毅が描いた「おけい」―物語はどのようにして作られたか
第5章 「ワカマツ・コロニー」の言説を辿って
1869年に米国に向かって日本を出国し、カリフォルニアで
「ワカマツ・コロニー」を形成した日本人移民たち。
「ワカマツ・コロニー」は現実に存在したものであり、
コロニーの定着者の子孫は日本にもアメリカにいる。
他方、
このテーマで多くの小説が書かれたことからも想像できるように、
コロニーには苦しい経験や悲しい出来事など、数々の物語的な
要素が含まれている。
海外移住150周年研究プロジェクトのメンバーは、
それぞれがこれまで深い関心を持って研究してきたことを
背景としてテーマを選択し、収集した歴史資料を分析し、
それぞれが独立した論文を仕上げ、さらには共同作業によって
各メンバーが取り組んだテーマを考察し直し分析した。
本書の出版をさらなるステップアップの機会として前進し、
あとに続く研究者の役に立ちたいとプロジェクトのメンバーは
切望する。