- 燃える地の果てに 下
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- 価格
- 968円(本体880円+税)
- 発行年月
- 2019年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784041078617
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[BOOKデータベースより]
ギター製作家エル・ビエントを捜しパロマレスまでやって来た織部とファラオナ。しかしその消息は杳として知れない。30年前、米軍機事故後のパロマレスでは放射能汚染の不安が広がり謎のスパイ“ミラマル”が暗躍していた。日本人の古城は治安警備隊に逮捕された友人を救うため“ミラマル”に挑んでいく。2つの異なる時間軸に起きた事件が交錯し驚愕のラストに。思わず印刷ミスを疑う読者が続出した極上エンタテインメント!
[日販商品データベースより]幻のギター制作者エル・ビエントを捜しパロマレスまでやってきたファラオナと織部(おりべ)。しかしその消息は杳(よう)として知れない。30年前の米軍機事故後、パロマレスの住民は放射能汚染の不安から疑心暗鬼に。治安警備隊に連行された友人を救うため日本人ギタリスト古城(こじょう)は正体不明のスパイ〈ミラマル〉に挑んでいく。2つの異なる時間軸に起きた事件が交錯し驚愕のラストに。思わず印刷ミスを疑う読者が続出した極上エンタテインメント!
1966年スペインパロマレスで実際に起きた米軍機墜落事故をモデルにした小説。(しかし、給油中の米軍機墜落事故は昨年2018年の12月にも、高知県の沖合で起きている!)
水爆ミサイルの最後の一基が不明になった1966年パートと、あるギターの名品を探す二人の男女の30年後のパートが交互に描かれ、徐々に核心に迫っていく。年月を超えて一つにまとまるラストのドンデン返し衝撃度は当時「印刷ミスでは?」と読者から言われたほど多くの賛否両論をわき起こした。著者の作品の中で「カディスの赤い星」「百舌の叫ぶ夜」と並び称される日本の名作ミステリーとして評される。