- 中国統治のジレンマ
-
中央・地方関係の変容と未完の再集権
慶應義塾大学法学研究会叢書 90
- 価格
- 5,720円(本体5,200円+税)
- 発行年月
- 2019年12月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784766426489
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 中国共産党の統治と基層幹部
-
価格:5,720円(本体5,200円+税)
【2023年03月発売】
- 第三世界の主役「中東」 日本人が知らない本当の国際情勢
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2024年02月発売】
- エゼキエル戦争前夜 日本人が知らない中東の歴史と現在
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2024年11月発売】
- 中東と世界2024ー2035
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2025年01月発売】
- イスラーム世界研究マニュアル
-
価格:4,180円(本体3,800円+税)
【2008年07月発売】
[BOOKデータベースより]
現代中国の中央・地方関係を理解するための視座。中国における一九九〇年代半ば以降の再集権、そして近年推進される「再分権」を検証するとともに、その一方で強化される監視体制や、地方での政策執行を促進するためのインセンティブ・メカニズムを考察し、中央・地方関係の構造を明らかにする。
中央・地方関係をめぐる議論とその課題
[日販商品データベースより]第1部 再集権に関する議論についての検証(組織・人事面における再集権の実態;財政面における再集権の実態;未完の再集権)
第2部 再集権の諸問題と「再分権」の推進(再集権の矛盾;再集権の限界;「再分権」の推進とその意義)
中央・地方関係研究における「ゼロサム論」の終焉
なぜ習近平政権は「再分権」を推進するのか?
80年代の改革・開放政策によって分権が進み、地方の台頭に関心が高まる一方で、90年代半ば以降、中国では中央政府により再び集権が進んだ。現代中国における中央・地方の関係はどのように変化し、またどのように論じられてきたのか。
さらに、分権を進める習近平政権を考える上で示唆となる、地方での政策執行を促進するためのインセンティブ・メカニズムを考察する。