- 新約聖書神学 2 下
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Theologie des Neuen Testaments
日本基督教団出版局 日本キリスト教書販売
フェルディナント・ハーン 大貫隆 田中健三- 価格
- 13,200円(本体12,000円+税)
- 発行年月
- 2019年11月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784818408791
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[BOOKデータベースより]
原始キリスト教神学史を詳述した第1巻。新約聖書全体の神学的統一性を論証した第2巻。現代ドイツを代表する新約聖書学者ハーンの集大成的著作、ついに完訳。
第4部 神の啓示行動の教会論的側面(信従と信仰;弟子集団の自己理解;キリスト教の洗礼;主の晩餐;祈り、信仰告白、礼拝;カリスマと教会共同体の運営;ユダヤ人と異邦人への福音宣教;キリスト信徒の責任ある生活の根拠(倫理1);キリスト信徒の責任ある生活の根拠(倫理2))
[日販商品データベースより]第5部 神の啓示行動の終末論的側面(この世において前進する救いと苦難;来るべき救いの完成;新約聖書の統一性―まとめ)
新約聖書神学の全体像を歴史的・神学的に捉えた、ドイツを代表する新約学者の集大成的著作、ついに邦訳完結!
神学の諸課題について、新約聖書全体がどのように語っているのかを詳細に解説、その神学の統一性を明らかにする。「キリスト教正典としての旧約聖書」「啓示」「救済論」を扱った上巻に続き、下巻では「教会論」「終末論」を扱う。大学の教科書として書かれているため読みやすい。
【目次】
第IV部 神の啓示行動の教会論的側面
第15節 信従と信仰
第16節 弟子集団の自己理解
第17節 キリスト教の洗礼
第18節 主の晩餐
第19節 祈り、信仰告白、礼拝
第20節 カリスマと教会共同体の運営
第21節 ユダヤ人と異邦人への福音宣教
第22節 キリスト信徒の責任ある生活の根拠(倫理T)
第23節 キリスト信徒の責任ある生活(倫理U)
第V部 神の啓示行動の終末論的側面
第24節 この世において前進する救いと苦難
第25節 来るべき救いの完成
第26節 新約聖書の統一性―まとめ
●邦訳完結に寄せて
本書は神学史(第T巻)と主題的論述(第U巻)を組み合わせ、どちらにもほぼ同じ紙幅を割くという包括性において際立っている。読者は否応なしに、伝承や文書ごとの違いと同時に、神学的な統一性に関する問いへ誘われる。生前の著者自身も、その点にこそ自分の創意があることを繰り返し語っていた。ドイツでは、その創意が教派の違いを超えてきわめて高く評価され、刊行後まもなくから版を重ねている。日本でも今後標準的な著作となっていくことは間違いない。(大貫 隆)