図説精読日本美の再発見

タウトの見た日本

岩波書店
ブルーノ・タウト　篠田英雄　沢良子　

• 価格: 4,730円（本体4,300円＋税）
• 発行年月: 2019年11月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784000613767

内容情報

[BOOKデータベースより]

ナチスが政権を掌握した１９３３年、ドイツの建築家ブルーノ・タウトは故国を離れて来日。日本滞在中の著作を通じて、その名はいつしか桂離宮に代表される「日本の美」と結びついていった。タウトの眼が捉えたさまざまな日本をその文章とともに追い、綴られた言葉から浮かび上がるタウトの実像を再考する。

１　図説篇（日本建築の基礎―それぞれの要素は良き社会の仲間のように；日本建築の世界的奇蹟―真の建築の精神を見つけるために；伊勢神宮―まるで気高い結晶のように；飛騨から裏日本へ―タウト、日本を旅する１；冬の秋田―タウト、日本を旅する２；永遠なるもの―桂離宮永続し継承されるもの）
２　精読篇

[日販商品データベースより]

桂離宮をはじめとする名建築はもちろんのこと，旅で出会った秋田，高山，下呂など地方の町と人のことも愛情たっぷりに語る――タウトの美意識が結晶した『日本美の再発見』は多くの日本人に読み継がれてきた．一冊をより味わうために細やかな注を付し，スケッチ，日記などを収録する．石元泰博，松村芳治両氏の美しい写真を多数掲載．