- COPDのことがよくわかる本
-
長引くせき、たん、息切れで悩む人に
健康ライブラリーイラスト版
- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2019年11月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784065177624
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[BOOKデータベースより]
歩くと息切れがする喫煙者は要注意。病気の基礎知識から悪化を防ぐ暮らし方、動ける体づくりのための治療法まで徹底解説!
第1章 壊れた肺は元に戻らない―基礎知識(肺の働き 酸素を取り込み、二酸化炭素を外に出す;COPDとは 肺や気管支で炎症が続き呼吸しづらくなる ほか)
[日販商品データベースより]第2章 肺や体の機能を調べる―検査と診断(受診の流れ かかりつけ医と呼吸器内科の専門医で連携;呼吸機能検査 肺の働きを調べて四段階の重症度で診断 ほか)
第3章 息苦しさを改善する―禁煙と薬物療法(治療の目標 息苦しさを改善して動ける体をつくる;治療の進め方 禁煙し、薬を使いつつ運動する ほか)
第4章 動ける体をつくる―呼吸リハビリ(体づくり 体力をつけて活動的に生活する;呼吸法1基本 口すぼめ呼吸で呼吸が楽になる ほか)
第5章 悪化のサインは見逃さない―緊急時の対処(増悪のきっかけ 呼吸器の感染症にかかるたびに命の危機が;増悪のサイン 痰の増加や治まらない息切れは要注意 ほか)
ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリーイラスト版》
【歩くとすぐ息切れする喫煙者は要注意】
COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、「肺の生活習慣病」といわれ、長年の生活習慣の結果として現れます。大きな原因は、タバコです。タバコの煙によって肺や気管支に炎症が起こって傷つき、咳や痰が出て呼吸がしづらくなります。喫煙者でふだんから咳や痰がよく出る、歩くとすぐ息切れがする、という方は、すでにCOPDが進んでいる可能性が高いと言えます。放置する期間が長いほど、危険度は高くなります。初めての検査で重度のCOPDと診断されることも珍しくありません。呼吸困難によって寝たきりになる危険性もあります。
病気の進行と生活の質(QOL)の低下をもたらす原因は、COPDへの知識不足です。本書では、病気の基礎知識から悪化を防ぐ暮らし方、動ける体づくりのための治療法まで徹底解説します。
【主なポイント】
*COPD(慢性閉塞性肺疾患)は肺胞や気管支で炎症が起こり、肺が壊れる病気
*咳や痰、息切れが代表的な症状で、ゆっくり現れるため気づきにくい
*風邪などで急激に症状が悪化し(「憎悪」)、命を落とすことも
*患者さんの約9割が喫煙者の「タバコ病」
*診断の決め手は「スパイロメトリー」、4段階の重症度がわかる
*禁煙は必須の治療法。新型タバコもNG、完全な禁煙を
*治療の目標は息苦しさを改善して動ける体をつくること
*息切れの重症度で使い分ける「気管支拡張薬」が基本の薬
*運動と食事を中心に「呼吸リハビリ」で動ける体をつくる
【本書の内容構成】
第1章 壊れた肺は元に戻らない――基礎知識
第2章 肺や体の機能を調べる――検査と診断
第3章 息苦しさを改善する――禁煙と薬物療法
第4章 動ける体をつくる――呼吸リハビリ
第5章 悪化のサインは見逃さない――緊急時の対処