この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- パブリック・ヒストリーの実践
-
価格:4,950円(本体4,500円+税)
【2025年01月発売】
- シークレット・ウォーズ 下
-
価格:4,180円(本体3,800円+税)
【2019年12月発売】
- 昆虫の脳をつくる
-
価格:4,070円(本体3,700円+税)
【2018年04月発売】
- ジョン・ロールズと現代社会
-
価格:3,850円(本体3,500円+税)
【2013年09月発売】
- テロルの現象学 増補新版
-
価格:4,620円(本体4,200円+税)
【2022年12月発売】
[BOOKデータベースより]
「9.11」以降、アフガニスタンとパキスタンを舞台に、CIA、ISIといったインテリジェンス機関をはじめ、各国政府や軍が繰り広げた「見えざる闘い」の一部始終を臨場感たっぷりに描く。全米批評家協会賞受賞作品。
第1部 手探りの開戦―二〇〇一年九月‐十二月(「ハーリドに事情ができた」;審判の日;かくのごとき友人たち;リスクマネジメント;破壊的な成功)
[日販商品データベースより]第2部 遠のく平和―二〇〇二年‐二〇〇六年(ささやかな変化;タリバーンのカルザイ支持;謎;「あの人のやり方は自分たちとは違っていた」;ミスター・ビッグ;大使対決;海の中に穴を掘る;過激派)
第3部 誠意―二〇〇六年‐二〇〇九年(自爆の謎を解明せよ;プラン・アフガニスタン;暗殺と闇の国家;ハードデータ;愛の鞭;テロと闇の国家)
「アフガン問題」の核心に迫る
アフガニスタンの混迷はなぜ終わらないのか――。9.11テロ事件から20年近い歳月が過ぎた今も、アフガニスタンは安定とはほど遠い状況にある。
本書は、長年にわたる綿密な取材と膨大な資料調査に基づいて、アメリカ、パキスタン、アフガニスタンを中心に関連諸国の外交・軍事・諜報活動や、アル・カーイダ、タリバーンの動向を詳細に描き、「アフガン問題」の核心に迫った大作である。なかでも注目されるのは、「最大の黒幕」と言われるパキスタンのスパイ機関、三軍統合情報局(ISI)とCIAの動きを執拗に追っている点だ。
9.11以降、アフガン空爆、ビン・ラディン殺害、無人機による攻撃の激化、タリバーンとアル・カーイダの復活、駐留米軍の大幅削減といった重要な出来事が相次いだ2014年までのアメリカの関与、暗躍するISIの実態、反体制武装勢力の動向を、他を圧倒する筆力と情報量で描いた骨太のノンフィクションである。ピュリツァー賞を受賞した前作『アフガン諜報戦争』(小社刊)に続く、調査報道の白眉。全米批評家協会賞受賞!