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【2020年01月発売】
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[BOOKデータベースより]
1 高齢者社会の現状とフレイル・ロコモ・サルコペニアの意義(高齢者社会におけるフレイル・ロコモ・サルコペニア対策をどのように進めるべきか;高齢者の特性;百寿とはどのような方か? ほか)
[日販商品データベースより]2 サルコペニア・フレイル(フレイル概念、診断基準とガイドライン;サルコペニアの概念、分類と診断基準;侵襲・悪液質と(消化器)周術期とフレイル・サルコペニア ほか)
3 ロコモティブシンドローム―運動器障害と治療・予防(ロコモティブシンドロームの概念から予防と対策の取り組み;ロコモティブシンドロームの評価;運動器障害と介入による効果―腰部脊柱管狭窄症を中心に ほか)
概念先行のサルコペニア・フレイルについて,ビジュアルをもって,体感するための画期的な書籍です。現在の日本は(超)高齢者社会であり,高齢者が日常生活を送るうえで要介護や寝たきりの状態に至る際には本人の生活の質の低下とともに,家庭や地域の周囲の方々にとって大きな負担になります。
フレイルは2014年日本老年医学会より提唱され,高齢期に生理的予備能が低下することで,ストレスに対する脆弱性が亢進し,生活機能障害,要介護状態,死亡などの転帰に陥りやすい状態と定義されており,健常な状態と要介護状態の中間的な段階と位置づけております。フレイルには身体的フレイル,精神・認知的フレイル,社会的フレイルがあります。
サルコペニアは「転倒,骨折,身体機能低下,死亡などの負のアウトカムの危険が高まった進行性かつ全身性の骨格筋疾患である」(2018年欧州ワーキンググループ)。
ロコモティブシンドローム(ロコモ)は2007年に日本整形外科学会が提唱をしたもので「運動器の障害により要介護に至る危険性の高い状態,あるいは要介護状態に至った状態」を示すものでまさの「移動機能の低下」であり,軽度の運動機能の低下状態から骨粗鬆症,腰部脊柱管狭窄症,変形性関節症,サルコペニアなどの病的状態までを包含しています。概念として身体的なフレイルは回復が期待できる(可逆性)状態であり,ロコモは可逆性から不可逆な状態までを含んでいるものです。
フレイル,サルコペニア,ロコモのこの三者は決して別個なものではなく,いずれも「寝たきりゼロ,健康寿命延伸」を目指しております。トイレに一人で行くことができるなど、移動能力を維持しておくことは自立を維持するためは根幹となるべき要件であり、そのためには足腰をしっかり丈夫に維持することが大切です。
本書ではこの分野の専門の方に執筆をいただいております。最新の知見を学び,「要介護ゼロ,寝たきりゼロを目指して」,それぞれの場で生かしていただくために,あらゆる医療職の方にこの書籍を活用していただきたいです。