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[BOOKデータベースより]
近衛内閣の内閣書記官長・富田健治が記した『敗戦日本の内側』。そこには、開戦へと至る過程での苦悩や生々しい発言が綴られていた―
解説(川田稔)(「時局処理要綱」―近衛内閣による対英戦争計画;新体制運動―陸軍をも飲み込もうとした近衛;日独伊三国同盟―それは対米戦争回避のためだった;日米交渉―アメリカの事情を見抜けなかった日本;南部仏印進駐―南進よりも北進を恐れたアメリカ ほか)
[日販商品データベースより]敗戦日本の内側―近衛公の思い出(富田健治)(盛り上がる政治新体制;暗い湯船の中で燃え立つ明るい政治への希望;近衛公に第二次組閣の大命;支那事変の早期解決―第二次近衛内閣の使命;不言実行の政策を―口先の宣伝はいっさい止めて ほか)
昭和史の貴重な記録を読み解く
日本が太平洋戦争に突入していく重要な時期に国政を担った、第二次・第三次近衛文麿内閣。その内閣書記官長を務めた富田健治によって、戦後に書かれたのが『敗戦日本の内側――近衛公の思い出』である。そこには、近衛らが緊迫する国内外の情勢にいかに対応したかが、当事者しか知りえない舞台裏と共に、息づかいまで感じられる筆致で綴られている。解説は、昭和史研究の第一人者である川田稔名古屋大学名誉教授。会話などからも歴史的価値を見出し、読み解いていく。はたして、日米開戦は不可避だったのか、それとも――。
<以下、構成>
・はじめに――『敗戦日本の内側』の史料価値(川田稔)
・解説(川田稔)
・敗戦日本の内側――近衛公の思い出(富田健治)
・おわりに――家族から見た富田健治(富田重夫)