- オーバーストーリー
-
The Overstory
- 価格
- 5,940円(本体5,400円+税)
- 発行年月
- 2019年10月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784105058760
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[BOOKデータベースより]
南北戦争前、アメリカ中西部で、ある男が庭に栗を植えた。四世代に亘り撮影しつづけた一本の栗の木の写真を、一族の末裔である芸術家が相続する。不遇を託っていた彼が出会ったのは、セックスとドラッグに溺れたあげくうっかり感電死し、たまたま蘇生した女子大生。自分が生き返ったのは「光の精霊」のおかげだと信じている彼女に導かれ、ともに西を目指す。そこには高さ百メートル近いレッドウッド(セコイア)が聳え、大陸最後の手つかずの森が、野蛮な開発の危機にさらされていた―。樹木同士のコミュニケーションを発見する聴覚障害の科学者、中国からの移民の父を自死で喪った女性技術者、撃墜され大木に救われた空軍兵士、筋金入りの動植物好きの心理学者…互いに見知らぬ人々が、巨木の「声」に召喚され、原始林を救う戦いに集結する。現代アメリカ文学の旗手パワーズによる最新巨篇。2019年ピュリッツァー賞受賞作。
[日販商品データベースより]アメリカ最後の原始林を救え。米現代文学の旗手が放つ、森羅を覆い尽す物語。撃墜されるも東南アジアの聖木に救われた兵士、四世代に亘り栗の木を撮影し続けた一族の末裔、感電死から甦った女子大生……アメリカ最後の手つかずの森に聳える巨木に「召命」された彼らの使命とは。南北戦争前のニューヨークから20世紀後半のアメリカ西海岸の「森林戦争」までを描き切る、今年度ピュリッツァー賞受賞作。