- 新美南吉論/異質のイメージあるいは・・・・・・
-
- 価格
- 5,500円(本体5,000円+税)
- 発行年月
- 2019年10月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784862611482
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[BOOKデータベースより]
1(新美南吉論―ぼくらがどのように状況にかかわったらよいのかを考えるためのひとつの長い問題提起として;“ふたたび偽装を問う”―新美南吉にとって戦争とは何であったか ほか)
[日販商品データベースより]2(“出会い”と“本物らしさ”と;コロボックル小国盛衰記―その1・前史 ほか)
3(『龍の子太郎』の発想;“語りつぐ”ということ―『おかあさんの木』について ほか)
4(私的な詩的な指摘―「賢治から何を学ぶべきか?」について;『ねしょんべんものがたり』批判―主に子どもの側からの問題提起として ほか)
児童文学批評を通じて「子ども」と「文学」の関係を問い続けてきた著者の、50年に渡り発表してきた論文をまとめた待望の論集全3巻。
「ごんごろ鐘」のラスト400字の巽聖歌による改変をフィーチャーした画期的な新美南吉論、『だれも知らない小さな国』の原風景を探る佐藤さとる論、『龍の子太郎』の母親の献身的発想の批判を扱う松谷みよ子論。第3巻では、これら三本の長尺の論を中心に、『おかあさんの木』、『木かげの家の小人たち』、『くらやみの谷の小人たち』、『モグラ原っぱのなかまたち』、『長くつ下のピッピ』、『目をさませトラゴロウ』、『ワルのぽけっと』、『もぐりの公紋さ』、『ぼくら三人にせ金づくり』、「怪人二十面相」シリーズ、「おまかせ探偵局」シリーズ、『ふたつの家のちえ子』、『くまの子ウーフ』、『ぼくらは海へ』、『八郎』、『銀河鉄道の夜』、『ねしょんべんものがたり』、「ちびまる子ちゃん」、『ちょんまげ手まり歌』、『はれときどきぶた』、『砂田弘評論集成』、<自由民主党の「おおきなかぶ」批判>などの幅広い作品や評論等にふれ、小論29編を展開。