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[BOOKデータベースより]
まず現代語訳を載せて、その後原文を紹介するから、最高の「文学」がすらすら読める!
第1章 酒の席の歌
[日販商品データベースより]第2章 宮仕えの歌
第3章 政争の歌
第4章 弱き者の歌
第5章 防人の歌
第6章 男と女の間の歌
第7章 老境の歌
エピローグ―いや重け吉事
一度『万葉集』を読んでみたいと思いいざ手にとってみても、冒頭の「籠もよ み籠持ち 堀串もよ……」で挫折してしまう。そこで本書では、現代人の心にも響く歌を抜粋し、歌の前にその現代語訳を掲載。意味がわかってから読むから、和歌の魅力が理解しやすくなるのだ。カルチャースクールでの物語性あふれる語り口が評判の著者が、「宮仕えをさぼって怒られた人の歌」「妻が浮気しないかと心配する防人(さきもり)の歌」「優秀さが仇になり、刑死した大津皇子の歌」などを紹介。
■本書で紹介している和歌の例
外交の窓口の大宰府の在る筑紫や港町の難波には、匂うような美女が大勢いた。それに魅惑される男は少なくないが、こちらの男は故郷の妻を忘れることができなかった。「難波の人が葦の火を焚く家のように、煤(すす)けているけれども、わが妻こそはいつも可愛いんだよなあ」。
難波人 葦火焚く屋の煤してあれど 己が妻こそ常愛づらしき(巻11・2651)