- もう泣かない電気毛布は裏切らない
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日経BPM(日本経済新聞出版本部) 日経BPマーケティング
神野紗希- 価格
- 1,870円(本体1,700円+税)
- 発行年月
- 2019年10月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784532176785
[BOOKデータベースより]
幼い息子の声、母乳の色、コンビニのおでん、蜜柑…日常の会話や風景が、かけがえのない顔をして光り出す。俳句甲子園世代の旗手、待望の初エッセイ集。
第1章 ここもまた誰かの故郷氷水―夏(季節を感じとる力;全部やだ男 ほか)
第2章 檸檬切る記憶の輪郭はひかり―秋(寂しいと言って;沈黙の詩、静寂の世界 ほか)
第3章 負けてもいいよ私が蜜柑むいてあげる―冬(逢いたかったよ;私の働き方改革 ほか)
第4章 短めが好きマフラーも言の葉も―俳句(しづかなる水;じいんじいん ほか)
第5章 母乳ってたんぽぽの色雲は春―春(薄氷を踏んで;わたしの子規 ほか)
俳句甲子園世代の旗手、待望の初エッセイ集
恋の代わりに一句を得たあのとき、私は俳句という蔦にからめとられた。
幼い息子の声、母乳の色、コンビニのおでん、蜜柑、家族、故郷……日常の会話や風景が、かけがえのない顔をして光り出す。
人は変わらないけど、季節は変わる。言われてみればそうかもしれない、と頷く。
定点としての私たちが、移ろいゆく季節に触れて、その接点に小さな感動が生まれる。過ぎ去る刻をなつかしみ、眼前の光景に驚き、訪れる未来を心待ちにする。
その心の揺れが、たとえば俳句のかたちをとって言葉になるとき、世界は素晴らしいと抱きしめたくなる。生きて、新しい何かが見たいと思う。(「あとがき」より)
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