この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- カント純粋理性批判
-
価格:1,210円(本体1,100円+税)
【2023年08月発売】
- サルトル「特異的普遍」の哲学
-
価格:5,170円(本体4,700円+税)
【2024年02月発売】
- ルソーエミール
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2017年08月発売】
- はじめての哲学史
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【1998年06月発売】
- 超解読!はじめてのヘーゲル『法の哲学』
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2020年12月発売】
[BOOKデータベースより]
哲学は、「根源的真理」を問うものではない。その最大の目的は、一人ひとりの生き方と社会のあり方をよりよくすることであり、その方法は、プラトンが描くソクラテスにはじまり、フッサールの現象学にて真価を発揮した「対話」である。分断が進む現代において、人びとの間で納得できる答えを見つけだす方法とは?近年の研究の集大成。
第1部 「魂の世話」としての哲学―ソクラテスとプラトン(哲学はどうやって生まれたか―哲学と“軸の時代”;ソクラテスの生きた時代;魂の世話―『ソクラテスの弁明』;「〜とは何か」の問い―『ラケス』;哲学対話の可能性;魂・国家・哲学・イデア―中期プラトンの思想)
[日販商品データベースより]第2部 「合理的な共通了解」をつくりだす―フッサール現象学の方法(二〇世紀哲学による「本質・真理」の否定;ギリシア哲学・幾何学・自然科学―共通了解をめぐる問題(一);近代科学とともに生まれた難問―共通了解をめぐる問題(二);現象学的還元と本質観取―現象学の方法(一);現象学と“反省的エヴィデンス”―現象学の方法(二);“超越論的還元”と認識問題の解決―現象学の方法(三))
第3部 どのように哲学対話を実践するか―正義の本質観取を例として(正義の本質観取―現象学の実践(一);正義をめぐる問題と学説の検討―現象学の実践(二))
プラトン、フッサールの哲学は、互いの意見を確かめ、共通了解をつくりだす「対話」の哲学であった。そのことを丁寧に確かめ、現在の対話に活かす方法を考える。