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[BOOKデータベースより]
働き方改革、政治家の資質低下、女性の活躍、なりすまし詐欺、読書離れ…現代日本が抱える課題は、すでに100年前から議論されていた!ニュースでもお馴染みの話題を、歴史的視点から読み解く。
プロローグ 一〇〇年前の日本人は
[日販商品データベースより]第1章 働く人たちへ(働き方改革を進めよ;長時間労働を抑制せよ ほか)
第2章 指導者たちへ(人の上に立つ者は品性を高めよ;政治家は腐敗堕落から脱却せよ ほか)
第3章 すべての日本人へ(女性の権利を尊重すべし;報道の真偽を見極めよ ほか)
第4章 若者たちへ(大きな志をもつべし;覚悟をもって就職活動をせよ ほか)
エピローグ 一〇〇年後の日本は
◎2025年は、「昭和100年」です。
大好評の前作『「昔はよかった」と言うけれど』、『「衣食足りて礼節を知る」は誤りか』で、池上彰氏はじめ識者の絶賛を浴びた、「日本人のモラル・マナーの変遷」を検証するシリーズ第3弾、今度は大正時代の人たちの声に耳を傾けます?
閉塞打開の鍵を歴史に探る!
■2020年1/28号『週刊東洋経済』話題の本で紹介!
長時間労働、政治家の資質低下、教師による体罰、女性差別、フェイクニュースの氾濫、なりすまし詐欺、若者の活字離れ……。
いずれも、昨今注目されているテーマである。現在の日本社会が抱える問題として、その解決が求められていることは言うまでもない。ただ、これらは決して「現在」という枠に収まるテーマではないことも事実である。実際、右記のテーマは、100年前の日本でも議論されており、その解決の必要性が叫ばれていたのだ。
本書は、現在の日本を歴史的視点から捉え直すことを目的としている。その際に視座を置いたのが100年前、すなわち大正時代である。
日本の近代について、明治から大正、昭和へと至る時代の移り変わりを、大雑把に「混乱期」から「発展期」、そして「安定期」への移行と捉えると、終戦から今日までの流れも同じように映る。漠然とした見方ではあるが、ここで言う安定期が今日の日本、そして約100年前の日本に相当する。
本書では、「安定期」という同じ歴史的局面にあたる二つの時代を対比させながら、現在の日本が抱えるさまざまな課題について考えていく。その手掛かりとして用いたのが、100年前の論者が遺した言葉である。彼らの言葉は100年後を生きる我々を意識して述べられたものではないが、本書ではそれらを現代人に向けたメッセージとして読み取っていく。そして、その言葉が発せられた当時の時代背景を現在に重ね合わせながら、各テーマについて考察していく。
さらに、この100年で何が変わり、何が変わっていないのか。その変化はなぜ起きたのか、あるいはなぜ変化しなかったのか。そうした時代の推移にも着目することで、先人らの言葉をより価値あるものとして蘇生させていく。本書を読むことで、現代日本をより立体的に捉えるための重要な視点を得ることができるだろう。(おおくら・ゆきひろ)