[BOOKデータベースより]
抵抗のジャーナリストが鳴らす令和への警鐘。
プロローグ―桐生悠々を描かねばならなかった理由
第1章 「無冠の帝王」桐生悠々の背骨
第2章 関東防空大演習を「嗤う」
第3章 「だから、言ったではないか」
第4章 言わねばならないこと
第5章 あのころの「未来」
第6章 騙されてはいけない
第7章 「反骨」の系譜
エピローグ―私とあなたの責任
明治末から昭和初期にかけてファシズム批判を展開し、信濃毎日新聞主筆時代に書いた社説「関東防空大演習を嗤(わら)ふ」が陸軍の猛反発を招いたことで知られる石川県出身のジャーナリスト・桐生悠々(1873-1941)の評伝。本文中、俳優の中村敦夫氏による以下の発言が収録されている。「彼が警告していることは、まさに今ね、びしびしと現代社会に当てはまるようなことを言ってんですよ。要するに、全然人類社会は進歩していないじゃないか。桐生悠々は未来、未来と言っているけど、未来は今ですよ」。そう、本書を一読すると、悉くその先見性に驚かされる。
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