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崩壊の瀬戸際で経済学に何ができるか EDGE OF CHAOS
白水社 ダンビサ・モヨ 若林茂樹
点
政治・経済・社会を覆う「短期志向」、諸悪の根源としての「近視眼的思考」をいかに乗り越え、リベラル・デモクラシーの凋落と権威主義体制の隆盛に対するのか?「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた経済学者の最新刊!
第1章 差し迫った課題は経済成長である第2章 経済成長の歴史第3章 ハリケーン級の逆風第4章 保護主義による虚偽の公約第5章 民主主義覇権への挑戦第6章 近視眼的政治の危機第7章 新たな民主主義の構想第8章 二十一世紀型成長モデルへの変革
「脱成長」では生き残れない 「脱成長」を掲げる論調が顕著になってきた。背景にあるのは、所得格差の拡大や高齢化はじめ、社会構造の根本的な変化である。 加えて、これ以上グローバリゼーションを推し進めるべきではないという不満もあちこちで聞こえてくる。ブレグジットとトランプ誕生はその象徴的な出来事だった。 しかし、問題の本質は「脱成長」やグローバル化にあるのだろうか。これが本書の出発点である。 『援助じゃアフリカは発展しない』(東洋経済新報社)で一世を風靡し、「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれた著者によると、リベラル・デモクラシーの凋落と権威主義国家の台頭にこそ、事態を見極める糸口がある。 中国はじめ権威主義国家の経済成長が顕著であるのに対し、欧米の民主主義国は苦境に喘いでいる。途上国は欧米ではなく中国をモデルに経済運営するようになった。 それでは中国のように欧米も民主主義を打ち捨てて権威主義国家化すればいいのか。もちろん、そうではない。デモクラシーが経済成長を取り戻すこと。ここに本書の大きな力点が置かれる。政治・経済・社会を覆う「短期志向」からの脱却が成長の鍵を握っている。
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価格:2,420円(本体2,200円+税)
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又吉直樹
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[BOOKデータベースより]
政治・経済・社会を覆う「短期志向」、諸悪の根源としての「近視眼的思考」をいかに乗り越え、リベラル・デモクラシーの凋落と権威主義体制の隆盛に対するのか?「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた経済学者の最新刊!
第1章 差し迫った課題は経済成長である
[日販商品データベースより]第2章 経済成長の歴史
第3章 ハリケーン級の逆風
第4章 保護主義による虚偽の公約
第5章 民主主義覇権への挑戦
第6章 近視眼的政治の危機
第7章 新たな民主主義の構想
第8章 二十一世紀型成長モデルへの変革
「脱成長」では生き残れない
「脱成長」を掲げる論調が顕著になってきた。背景にあるのは、所得格差の拡大や高齢化はじめ、社会構造の根本的な変化である。
加えて、これ以上グローバリゼーションを推し進めるべきではないという不満もあちこちで聞こえてくる。ブレグジットとトランプ誕生はその象徴的な出来事だった。
しかし、問題の本質は「脱成長」やグローバル化にあるのだろうか。これが本書の出発点である。
『援助じゃアフリカは発展しない』(東洋経済新報社)で一世を風靡し、「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれた著者によると、リベラル・デモクラシーの凋落と権威主義国家の台頭にこそ、事態を見極める糸口がある。
中国はじめ権威主義国家の経済成長が顕著であるのに対し、欧米の民主主義国は苦境に喘いでいる。途上国は欧米ではなく中国をモデルに経済運営するようになった。
それでは中国のように欧米も民主主義を打ち捨てて権威主義国家化すればいいのか。もちろん、そうではない。デモクラシーが経済成長を取り戻すこと。ここに本書の大きな力点が置かれる。政治・経済・社会を覆う「短期志向」からの脱却が成長の鍵を握っている。