愛を知ったのは処刑に駆り立てられる日々の後だった

河出書房新社
舟越美夏　

• 価格: 2,035円（本体1,850円＋税）
• 発行年月: 2019年08月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784309028255

内容情報

[BOOKデータベースより]

自爆テロを思いとどまったチェチェン人女性、殺戮に従事させられるロシア軍特殊部隊の兵士、元ポル・ポト派少年兵、焼身抗議したチベット人少女…生と死の交錯、愛と憎悪の坦堝を生きる人々を描く極限のノンフィクション！

第１章　愛と洗脳、テロと祈り―「復讐」から逃れたチェチェン女性
第２章　「悪魔」と呼ばれた男―元ロシア軍特殊部隊兵士の苦悩
第３章　母たちの選択―ベスラン学校人質事件を生き残る
第４章　愛を知ったのは処刑の日々の後だった―ポル・ポト派の元少年兵
第５章　他者のために炎となる―焼身抗議を遂げたチベットの少女
第６章　私が死んでも言葉は残るでしょう―強いられた沈黙を破るアフガン少女たち
第７章　「砂漠の平和が好きだ」―グアンタナモからの生還