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[BOOKデータベースより]
女房文学史論の射程
[日販商品データベースより]第1部 女房たちの領域と制約―制度のなかで
第2部 王朝女房たちの語り―物語と日記の基底
第3部 中世歌道家の女房たち―歌壇と家と
第4部 中世女房たちの仮名日記―書き残すことへの渇望
第5部 教え論ずる女房たち―教育がひらく回路
第6部 女房たちと説話―女房メディアの生成と展開
女房文学は、平安時代の一時期に限定されるものではなく、古代から中世、近世、それ以降をも含めて、興隆と刷新を繰り返しながら、時代のなかで継続されてきた営みである。王権との密着、高貴性の反映、教育的機能など、その特質を多角的に論じながら、日本文学史のなかに、総体としての女房文学の系譜を位置づける。