- 溺れる女
-
- 価格
- 748円(本体680円+税)
- 発行年月
- 2019年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784041085653
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[BOOKデータベースより]
わたしは、とても寒がりだ。拒食症のせいで、脂肪がほぼ無いから。わたしは、ハイヒールを履かない。でも昔はよく履いたものだった―。29歳のOL・平子奈々は優しい婚約者・一博と平和な毎日を送っていた。ある日一博と外出した時、奈々は一人の男と擦れ違う。それは、酷い別れ方をしたかつての恋人・慎之介だった!偶然の再会により奈々は再び慎之介と連絡を取るようになり、欲望のままに堕ちていく。甘い地獄が、幕を開ける!
[日販商品データベースより]わたしは、とても寒がりだ。拒食症のせいで、脂肪がほぼ無いから。
わたしは、ハイヒールを履かない。婚約者が嫌うから。でも昔はよく履いていた。
わたしは、いつもお腹がすいているし、ヒールにも濃い化粧にも慣れている。わたしをこんな風にしたのは、あの男なのだ――。
29歳のOL・平子奈々は、器量は良くないけれど優しい婚約者・飯島一博と平和な毎日を過ごしていた。
ある日一博と、ウェディングドレスを試着するために街へ出かけた帰り道、奈々は一人の男性とすれ違う。
彼は立ち止まったけれど、奈々は立ち止まらない。立ち止まったら、思い出してしまうから――その男は、かつて自分をひどく振った恋人・慎之介だったのだ!
偶然の再会により、奈々は再び慎之介と連絡を取り合うようになり、抑えきれない欲望のままに、禁断の関係に溺れていく。
彼に借金があることを知った奈々は、高級出張売春クラブに登録し……。
そして待ち受ける、美しく残酷な、驚愕のラスト。
『アンダー・ユア・ベッド』『呪怨』『甘い鞭』の大石圭、最新作。
著者渾身の「イヤミス」ならぬ「イヤラブ」小説を見逃すな!