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[BOOKデータベースより]
毎年九月はじめに富山県八尾町で行われる民謡行事「おわら風の盆」は秋の風物詩として知られる。地域の人びとが伝えてきたうたや踊りは、ジャンルや町の境界を越えたさまざまな動きと連動していた。うたをめぐる文化は20世紀前半の日本という文脈の中でどのような展開をみせたのか。“うたの町”八尾に足場をおいて近代の過程を空間誌として描き出す。
序章 越中八尾とおわら風の盆―“うたの町”とはどこか
[日販商品データベースより]第1章 文化政策の転換―『俚謡集』成立過程をたどる
第2章 “豊年踊”の誕生―共進会のおわらと八尾町のおわら
第3章 演唱空間の開拓―全国民謡大会開催をめぐって
第4章 歌詞創作と近代詩運動―新たな郷土の姿
第5章 “新踊”の創造―郷土芸術とジェンダー
第6章 おわらの総合プロデュース―越中八尾民謡おわら保存会の活動
第7章 戦時下のおわら―慰問から地方文化運動へ
終章 おわら風の盆の半世紀に耳を澄ます
行為とコンテクストが相互作用する場へ
「伝統」を解きほぐし、音楽・文学・社会を横断する濃密な文化地理学
毎年9月はじめに富山県八尾町で行われる民謡行事「おわら風の盆」は秋の風物詩として知られる。地域の人びとが伝えてきたうたや踊りは、ジャンルや町の境界を越えたさまざまな動きと連動していた。うたをめぐる文化は20世紀前半の日本という文脈の中でどのような展開をみせたのか。〈うたの町〉八尾に足場をおいて近代の過程を空間誌として描き出す。