ゲスト さん (ログイン)
ゴールデンウィーク期間の営業についてのご案内
ウェブアクセシビリティサービス導入のご案内
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)など在庫も充実
国書刊行会 東京国立博物館 北京故宮博物院
点
謎の画家・張択端によって精妙に描かれた北宋都市の光景や人々の暮らし―。「神品」として名高い画巻を原寸大で余すところなく掲載。日本に伝わる模本や内外の研究者による充実の論考、跋文の翻訳まで収載する決定版。
1 清明上河図―北京故宮博物院2 清明上河図―林原美術館/東京国立博物館/筑波山神社3 論考(「清明上河図」の魅力;描かれた宋代―「清明上河図」をよみ解く;建築史からみた「清明上河図」;張択端「清明上河図」新探;北宋絵画としての「清明上河図」;市易法を描く絵画―再読「清明上河図」;徽宗朝における宮廷文物の収蔵・展観活動と「清明上河図」の淡彩表現;「清明上河図」と日本絵画;張択端「清明上河図」の画意の再検討;「向氏評論図画記」新解;「清明上河図」の過去と現在―今後の研究に向けて)清明上河図(北京故宮博物院蔵)跋文
謎の画家・張択端によって精緻に描かれた北宋都市の光景や人々の暮らし―。「神品」として名高い画巻を高精細の原寸大画像で余すところなく掲載。さらに原寸を超える拡大画像でハイライト部分を紹介する。日本に伝わる模本3点(林原美術館本、東京国立博物館本、筑波山神社本)から、内外の研究者による充実の論考、跋文の釈文や翻訳まで付した決定版!【本書「メッセージ」(北京故宮博物院 余輝)より】 張択端が私たちに伝える北宋の空気は、一時の温もりであり、悠久の記憶でもある。春の天気が変わりやすく、秋の実りの後には霜が降りるように、栄えるものは必ず滅びるというのが歴史の法則だが、「清明上河図」の中に流れる空気はあまりに心地よく、当時の権力者たちが盛者必衰のことわりを忘れてしまったのも無理はない。残念ながら彼らは冬の陽光を約束されてはいなかった。北宋の栄華は、北方の異民族・金による侵略がもたらした厳寒にさらされ、「清明上河図」という美しい小さな琥珀の中に凍結し、そうして初めて永遠の命を得たのである。 東京国立博物館は、「清明上河図」の出陳に併せて、この作品をテーマに盛大なシンポジウムを開催した。各国から参加した研究者が日本の人々に向け、画中の「どこかで見たような」情景について説明したのである。その成果をもとに、ここに「清明上河図」に関する論文集が刊行される。これはまことに喜ばしい博物館界の一大盛事である。
ページ上部へ戻る
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
本好きのためのオンライン書店
Honya Club.comは日本出版販売株式会社が運営しているインターネット書店です。ご利用ガイドはこちら
高橋正紘
価格:880円(本体800円+税)
【2012年01月発売】
浅川毅 堀桂太郎
価格:2,310円(本体2,100円+税)
【2019年10月発売】
古田勝久
価格:2,970円(本体2,700円+税)
【2022年06月発売】
1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
一覧を見る
[BOOKデータベースより]
謎の画家・張択端によって精妙に描かれた北宋都市の光景や人々の暮らし―。「神品」として名高い画巻を原寸大で余すところなく掲載。日本に伝わる模本や内外の研究者による充実の論考、跋文の翻訳まで収載する決定版。
1 清明上河図―北京故宮博物院
[日販商品データベースより]2 清明上河図―林原美術館/東京国立博物館/筑波山神社
3 論考(「清明上河図」の魅力;描かれた宋代―「清明上河図」をよみ解く;建築史からみた「清明上河図」;張択端「清明上河図」新探;北宋絵画としての「清明上河図」;市易法を描く絵画―再読「清明上河図」;徽宗朝における宮廷文物の収蔵・展観活動と「清明上河図」の淡彩表現;「清明上河図」と日本絵画;張択端「清明上河図」の画意の再検討;「向氏評論図画記」新解;「清明上河図」の過去と現在―今後の研究に向けて)
清明上河図(北京故宮博物院蔵)跋文
謎の画家・張択端によって精緻に描かれた北宋都市の光景や人々の暮らし―。「神品」として名高い画巻を高精細の原寸大画像で余すところなく掲載。さらに原寸を超える拡大画像でハイライト部分を紹介する。日本に伝わる模本3点(林原美術館本、東京国立博物館本、筑波山神社本)から、内外の研究者による充実の論考、跋文の釈文や翻訳まで付した決定版!
【本書「メッセージ」(北京故宮博物院 余輝)より】
張択端が私たちに伝える北宋の空気は、一時の温もりであり、悠久の記憶でもある。春の天気が変わりやすく、秋の実りの後には霜が降りるように、栄えるものは必ず滅びるというのが歴史の法則だが、「清明上河図」の中に流れる空気はあまりに心地よく、当時の権力者たちが盛者必衰のことわりを忘れてしまったのも無理はない。残念ながら彼らは冬の陽光を約束されてはいなかった。北宋の栄華は、北方の異民族・金による侵略がもたらした厳寒にさらされ、「清明上河図」という美しい小さな琥珀の中に凍結し、そうして初めて永遠の命を得たのである。
東京国立博物館は、「清明上河図」の出陳に併せて、この作品をテーマに盛大なシンポジウムを開催した。各国から参加した研究者が日本の人々に向け、画中の「どこかで見たような」情景について説明したのである。その成果をもとに、ここに「清明上河図」に関する論文集が刊行される。これはまことに喜ばしい博物館界の一大盛事である。