- フードバンクの多様性とサプライチェーンの進化
-
食品寄付の海外動向と日本における課題
日本農業市場学会研究叢書 19
- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2019年07月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784811905570
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【2022年10月発売】























[BOOKデータベースより]
フードバンクの位置づけと日本の現状
[日販商品データベースより]第1部 世界のフードバンクとその多様性(フードサプライチェーンにおける寄付行動―フードバンクの国際比較におけるフレームワーク;フランス:フードバンク活動による食品ロス問題への対応と品揃え形成およびその政策的背景;韓国:フォーマルケアとしてのフードバンクの普及に関する分析―韓国社会福祉協議会の事例;イギリス:フードバンク普及における大規模小売業者の役割;オーストラリア:産業化するフードバンクの分析;香港:インフォーマルケアとしてのフードバンクの発展と多様化―活動の多様性と政策的新展開;台湾:カルフールの取組と台中市地方条例制定への進展)
第2部 日本のフードバンクにおける現状と課題(寄付食品の栄養学的側面と栄養バランス向上における課題;行政との協働から自立へと進化するフードバンク山梨;フードバンク多文化みえにみる地方都市での活動成立要件;福岡県における物流からみたフードバンク運営と企業・行政との関係性;フードバンク山口における分散型都市の連携課題)
総括とフードバンクの課題
環境問題や貧困問題からのアプローチが多いフードバンクを、既存のサプライチェーンが抱えてきた過剰供給問題の解消、さらには希薄化する社会関係を保つ活動などを積極的に評価しながら、農産物市場論や流通論、マーケティング論等の方法論に依拠し、その発展可能性を議論することを目的としている。特に「多機能性への評価」、「運営資金」、「受給者満足と品揃え」以上の3点からのアプローチを念頭に置いている。