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「六四天安門」生と死の記憶
白水社 廖亦武 土屋昌明 鳥本まさき 及川淳子
点
30年前、天安門広場で何が起きたのか?民衆の視点から天安門事件の真相に迫り、今も続く当事者たちの苦難の道のりを追った門外不出の証言録。中国低層の声を記録しつづけてきた亡命作家による、驚愕のオーラルヒストリー。
私の共犯者―李斉(反革命宣伝煽動罪で七カ月留置)街頭の勇士1―王岩(放火罪で無期懲役)大虐殺画家―武文建(反革命宣伝煽動罪で懲役七年)パフォーマンス・アーティスト―余志堅(反革命破壊宣伝煽動罪で無期懲役、二〇一七年三月三十日に亡命先で病死)死刑囚1―張茂盛(放火罪で執行猶予付き死刑)死刑囚2―董盛坤(放火罪で執行猶予付き死刑)六四の父親―呉定富(息子の呉国鋒が北京街頭で虐殺)市民糾察隊長―劉儀(反革命凶器準備集合反乱罪、二度の判決で計一四年懲役)「黒豹決死隊」隊長―胡中喜(反革命凶器準備集合反乱罪で懲役一〇年)街頭の勇士2―李紅旗(不逞、強盗、武器奪取など複数罪で懲役二〇年)街頭の勇士3 王連会(反革命凶器準備集合反乱罪で無期懲役)良心犯1 〓万宝(反革命宣伝煽動罪、二度の判決で計一六年懲役)良心犯2 李海(国家機密漏洩罪で懲役九年)獄中に籠城した詩人 李必豊(反革命宣伝煽動罪、三度の判決で計二二年入獄)詩人 廖亦武(反革命宣伝煽動罪で懲役四年)タンクマン 王維林劉暁波の最期のとき
あの日、天安門広場で何が起きたのか? 1989年の天安門事件は、現在の中国の「姿」を決定づけ、世界史に刻まれた大事件だったにもかかわらず、殺害された人びとの名前や人数のほか、北京のどこで、どのようにして「鎮圧」が行われたのか、なぜこのような悲劇に至ったのかなど、その詳細は未だ明らかになっていない。 本書は、「六四天安門」にかかわって懲役刑を受けた一般市民へのインタビューを中心に、著者自身のエッセイも加えた証言文集である。現場にいた者にしかわからない、細部にわたる生々しい目撃証言が次々に飛び出すばかりではなく、取材対象者たちがその後の人生において経験した差別や官権の横暴、刑務所内部の実態、また人権がないがしろにされる社会の恐ろしさなどが白日の下にさらされる。 事件直後はもちろん習近平体制下の今に至るまで、中国社会においてこうした取材や聞き書きをする(またはそれに応じる)こと自体きわめて危険な行為であり、実際、著者はその過程で中国脱出を余儀なくされている。聞くのも、話すのも、書くのも、まさに命懸けの、門外不出のドキュメント! 序文=イアン・ジョンソン(ジャーナリスト)
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[BOOKデータベースより]
30年前、天安門広場で何が起きたのか?民衆の視点から天安門事件の真相に迫り、今も続く当事者たちの苦難の道のりを追った門外不出の証言録。中国低層の声を記録しつづけてきた亡命作家による、驚愕のオーラルヒストリー。
私の共犯者―李斉(反革命宣伝煽動罪で七カ月留置)
[日販商品データベースより]街頭の勇士1―王岩(放火罪で無期懲役)
大虐殺画家―武文建(反革命宣伝煽動罪で懲役七年)
パフォーマンス・アーティスト―余志堅(反革命破壊宣伝煽動罪で無期懲役、二〇一七年三月三十日に亡命先で病死)
死刑囚1―張茂盛(放火罪で執行猶予付き死刑)
死刑囚2―董盛坤(放火罪で執行猶予付き死刑)
六四の父親―呉定富(息子の呉国鋒が北京街頭で虐殺)
市民糾察隊長―劉儀(反革命凶器準備集合反乱罪、二度の判決で計一四年懲役)
「黒豹決死隊」隊長―胡中喜(反革命凶器準備集合反乱罪で懲役一〇年)
街頭の勇士2―李紅旗(不逞、強盗、武器奪取など複数罪で懲役二〇年)
街頭の勇士3 王連会(反革命凶器準備集合反乱罪で無期懲役)
良心犯1 〓万宝(反革命宣伝煽動罪、二度の判決で計一六年懲役)
良心犯2 李海(国家機密漏洩罪で懲役九年)
獄中に籠城した詩人 李必豊(反革命宣伝煽動罪、三度の判決で計二二年入獄)
詩人 廖亦武(反革命宣伝煽動罪で懲役四年)
タンクマン 王維林
劉暁波の最期のとき
あの日、天安門広場で何が起きたのか?
1989年の天安門事件は、現在の中国の「姿」を決定づけ、世界史に刻まれた大事件だったにもかかわらず、殺害された人びとの名前や人数のほか、北京のどこで、どのようにして「鎮圧」が行われたのか、なぜこのような悲劇に至ったのかなど、その詳細は未だ明らかになっていない。
本書は、「六四天安門」にかかわって懲役刑を受けた一般市民へのインタビューを中心に、著者自身のエッセイも加えた証言文集である。現場にいた者にしかわからない、細部にわたる生々しい目撃証言が次々に飛び出すばかりではなく、取材対象者たちがその後の人生において経験した差別や官権の横暴、刑務所内部の実態、また人権がないがしろにされる社会の恐ろしさなどが白日の下にさらされる。
事件直後はもちろん習近平体制下の今に至るまで、中国社会においてこうした取材や聞き書きをする(またはそれに応じる)こと自体きわめて危険な行為であり、実際、著者はその過程で中国脱出を余儀なくされている。聞くのも、話すのも、書くのも、まさに命懸けの、門外不出のドキュメント! 序文=イアン・ジョンソン(ジャーナリスト)