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PHP研究所 吉木誉絵
日本人のアイデンティティ、本来の気質とは何か。それは、日本の神話である『古事記』が示す「和の国」の姿ではないだろうか。神話と聞くと「非科学的なファンタジー」だと思われる方もいるかもしれない。しかし、現代の文化人類学や世界神話学に基づけば神話は人類普遍の理知を秘めていると考えられ、同時に、神話は「民族のアイデンティティを凝結した物語」だと見なすことができる。日本人の場合、『古事記』の記述やその成立過程そのものから、二項対立を避ける民族であることが見出せる。だが現在、民族を象徴する二つの「和の伝統」が失われつつある。現代日本は本当に「和の国」といえるのか、今こそ問い直す。
第1章 日本人のアイデンティティとは何か(民族について意識せざるを得なくなった、とある事件;「個人の人権」の限界 ほか)第2章 神話が示す、民族のアイデンティティ(神話は何を伝えているのか;無意識の世界が神話に表れている? ほか)第3章 「和の国」のルーツを『古事記』から探る(日本の神話と似た神話;『古事記』はどこまで神話か ほか)第4章 同調圧力はいかにして生まれるか(日本は「和の国」ではなく「同調圧力」の国か;「空気」の圧力とはどのように生まれるのか ほか)第5章 『古事記』の和と現代日本人の和(なぜ『古事記』に月読命は一度しか登場しないのか;トリックスターと中空構造 ほか)
日本人のアイデンティティ、本来の気質とは何か。それは、日本の神話である『古事記』が示す「和の国」の姿ではないだろうか。神話と聞くと「非科学的なファンタジー」だと思われる方もいるかもしれない。しかし現代の文化人類学や世界神話学に基づけば神話は人類普遍の理知を秘めていると考えられ。同時に、神話は「民族のアイデンティティを凝結した物語」だと見なすことができる。日本人の場合、『古事記』の記述やその成立過程そのものから、二項対立を避ける民族であることが見出せる。だが現在、民族を象徴する二つの「和の伝統」が失われつつある。現代日本は本当に「和の国」といえるのか、今こそ問い直す。著者の吉木誉絵氏は1986年生まれ、新進気鋭の研究者である。本書ではレヴィ= ストロース氏(文化人類学者)、寺沢薫氏(考古学者)、山本七平氏(思想家)、河合隼雄氏(心理学者)などを手掛かりに考察を深める。解剖学者の養老孟司氏から「日本がどのような国か、本気で考えた一冊」と評された瞠目のデビュー論考。
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[BOOKデータベースより]
日本人のアイデンティティ、本来の気質とは何か。それは、日本の神話である『古事記』が示す「和の国」の姿ではないだろうか。神話と聞くと「非科学的なファンタジー」だと思われる方もいるかもしれない。しかし、現代の文化人類学や世界神話学に基づけば神話は人類普遍の理知を秘めていると考えられ、同時に、神話は「民族のアイデンティティを凝結した物語」だと見なすことができる。日本人の場合、『古事記』の記述やその成立過程そのものから、二項対立を避ける民族であることが見出せる。だが現在、民族を象徴する二つの「和の伝統」が失われつつある。現代日本は本当に「和の国」といえるのか、今こそ問い直す。
第1章 日本人のアイデンティティとは何か(民族について意識せざるを得なくなった、とある事件;「個人の人権」の限界 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 神話が示す、民族のアイデンティティ(神話は何を伝えているのか;無意識の世界が神話に表れている? ほか)
第3章 「和の国」のルーツを『古事記』から探る(日本の神話と似た神話;『古事記』はどこまで神話か ほか)
第4章 同調圧力はいかにして生まれるか(日本は「和の国」ではなく「同調圧力」の国か;「空気」の圧力とはどのように生まれるのか ほか)
第5章 『古事記』の和と現代日本人の和(なぜ『古事記』に月読命は一度しか登場しないのか;トリックスターと中空構造 ほか)
日本人のアイデンティティ、本来の気質とは何か。それは、日本の神話である『古事記』が示す「和の国」の姿ではないだろうか。神話と聞くと「非科学的なファンタジー」だと思われる方もいるかもしれない。しかし現代の文化人類学や世界神話学に基づけば神話は人類普遍の理知を秘めていると考えられ。同時に、神話は「民族のアイデンティティを凝結した物語」だと見なすことができる。日本人の場合、『古事記』の記述やその成立過程そのものから、二項対立を避ける民族であることが見出せる。だが現在、民族を象徴する二つの「和の伝統」が失われつつある。現代日本は本当に「和の国」といえるのか、今こそ問い直す。
著者の吉木誉絵氏は1986年生まれ、新進気鋭の研究者である。本書ではレヴィ= ストロース氏(文化人類学者)、寺沢薫氏(考古学者)、山本七平氏(思想家)、河合隼雄氏(心理学者)などを手掛かりに考察を深める。解剖学者の養老孟司氏から「日本がどのような国か、本気で考えた一冊」と評された瞠目のデビュー論考。