- うっかり失敬
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- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 2019年05月
- 判型
- A6
- ISBN
- 9784991061417
[BOOKデータベースより]
「文学フリマ」用に、これまで新聞・雑誌、ネットメディア、SNSなど各所で書いてきたエッセイ、ダジャレ、インチキ格言、短編小説、地口や回文などの小文を集めてまとめた言葉の断片・無選別の雑文集。加えてエッセイ集『どこでもない場所』に収録されなかった掌編も掲載。あまりの量に、第一弾の『雑文御免』だけでは全く収まりきらず、しかたなくの第二弾。
車中にて
不便であってほしい
毎日のお誘いメール
心穏やかに休んでくれと願いつつ
黙ったまま自らの中に
まだ迷っている
地口駄洒落言葉遊び
ソイラテ
試合に出るということ
一階〔ほか〕
「そこで、これまでに書いたものをまとめることにして、今こうやって手元に集めたものをぼんやり眺めながら、何やら不思議な気分になっている。これまでに僕が辿ってきた思考の形跡が、明らかにここにはあって、これはもう間違いなく自分の書いたものなのだけれども、ところが今の自分とは感性が微妙に違っているのだ。僅か数年で人はこんなにも変わるのかと驚く。だからこれを紙の形でまとめておくのは、つまり僕自身のためなのだなと、ようやくわかった。」
(本文「またしてもお詫びから」より)
「文学フリマ」用に、これまで新聞・雑誌、ネットメディア、SNSなど各所で書いてきたエッセイ、ダジャレ、インチキ格言、短編小説、地口や回文などの小文を集めてまとめた言葉の断片・無選別の雑文集。加えてエッセイ集『どこでもない場所』に収録できなかった掌編も掲載。あまりの量に、第一弾の『雑文御免』だけでは全く収まりきらず、しかたなくの第二弾。
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