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北区の太
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不死身のヒーローの死という理不尽
プロレスラーは昔はヒーローだった(今でも一部の間ではそうだと思うが)。彼らは普通の人とは違った存在であり、あれだけ殴られたり蹴られたり投げられても立ち上がって来る姿は、不死身ではないかと錯覚してしまう。しかし、彼らも生身の人間であり、やはり死の瞬間を迎える。その際のドラマを関係者からのインタビューを基に綴った本。自分はBI(馬場・猪木)世代であり、それ以降の冬木・三沢・橋本の時代はあまり明るくないが、それでも面白く読めた。超獣、ブルーザ・ブロディの死因(同じプロレス関係者による刺殺)は衝撃的。時代の流れ、人間関係等がその背景にあるのだが、あまりにも早すぎる。もう少し長生きしてくれていたらプロレスの歴史が少し変わったのではないかと思わせるのは力道山と同じ。ヒーローは死してもその生き様に余韻を残す。合掌。
[BOOKデータベースより]
猪木、前田…16人の遺族、関係者が明かす、レスラー14人の真実の晩年と死の謎。
力道山―証言 アントニオ猪木「非常識で生き抜いた親父に出会って、俺の人生は変わった」
山本小鉄―証言 前田日明「父のように優しい心で俺たちを育ててくれました」
ジャイアント馬場―証言 和田京平「生命維持装置を外しても、馬場さんは、すごい生命力だった」
三沢光晴―証言 丸藤正道「三沢さんの遺体を見て、こらえきれない涙があふれ出した」
マサ斎藤―証言 斎藤倫子「ファンのみなさん、どうかマサ斎藤を忘れないでください」
ジャンボ鶴田―証言 川田利明「鶴田さんは、どんなスポーツをやっても成功する化け物」
橋本真也―証言 関係者X 死の直前、もう一度、故郷の新日本でやり直したかった橋本
橋本真也―証言 黒田哲広「亡くなる前から、何回も死にかけたと聞いていました…」
ラッシャー木村―証言 百田光雄「昔気質の木村さんは、入院中でも人に弱みを見せなかった」
上田馬之助―証言 トシ倉森「2人で自殺することばかり考えていたんです」(恵美子夫人)
阿修羅原―証言 小佐野景浩 棺と一緒に焼いたレボリューションジャケットの思い出
永源遙―証言 柴田惣一「亡くなる当日も永原さんはノアの事務所に出社していた」
冬木弘道―証言 金村キンタロー「ああ、俺はやっぱり死ぬんだな」とボスはニヤリと笑った
ブルーザー・ブロディ―証言 斎藤文彦 溺死、放火…ブロディ刺殺犯に続いた不幸のスパイラル
ザ・デストロイヤー―証言 束田時雄 最後の来日で会った猪木と和田アキ子からのリスペクト