[BOOKデータベースより]
外来種はすべてワルモノという認識を改め、令和の自然観をアップデートせよ。
第1章 外来種と在来種の境界線
第2章 なぜ外来種はワルモノにされるのか?
第3章 外来種を駆除して何を守るのか?
第4章 人が手を加えるのはそこまで悪なのか
第5章 必要なのはケース・バイ・ケースの対応
第6章 群馬県邑楽町に見る外来魚駆除の現実
第7章 池田清彦が語る外来種問題の現在
人間の都合で持ってきた生きものを、同じく人間の都合で、今度は駆除する……。
外来種というのは、本当に駆除すべきワルモノなのか? ブラックバスやコイを駆除するため池の水が抜かれた後、酸欠で口をパクパクさせる魚たちは、私たちに何かを訴えているように思えてなりません。
本書では、近年注目されている外来種問題について考えます。この問題に詳しい池田清彦先生、岸由二先生らに取材を行ない、まとめました。
外来種は、なぜこれほどまでに嫌われているのか? 彼らを根絶した先に、いったい何があるのか? そしてそもそも、外来種は完全にいなくなったほうがいいのか?
そして、単に外来種だからといってひとくくりに駆除することは、差別につながるのではないか……?
身近に棲む生きものたちについて、改めて考えてみるきっかけを作る一冊です。
◎主な内容(予定)
●在来種と外来種の区別
●外来種はワルモノなのか?
●駆除の現実
●え、これも? 国内外来種図鑑
●何が「自然」なのか
●外来種排斥と差別思想
●and more……!!
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