- 「うつ」は炎症で起きる
-
The Inflamed Mind
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2019年05月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784794223944
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[BOOKデータベースより]
「心」だけが原因ではなかった。うつ治療に起きつつある革命を、世界的権威がわかりやすく解説。
第1章 うつ病に関するまったく新しい考え方
[日販商品データベースより]第2章 免疫系とは何か、何をしているのか
第3章 炎症とうつの関係が無視された理由
第4章 医学はうつ病をどう扱ってきたか
第5章 どのようにうつは炎症で起きるか
第6章 なぜ免疫系はうつ病を起こさせるのか
第7章 これでうつ病治療は変わるのか
うつ病になるのは「心」のせいだけじゃなかった。
精神医学の世界的権威が最新理論をわかりやすく解説。
数十年にわたり進展がほとんどなかったうつ病研究に、いま、革命が起きている。
もっぱら「心」と「脳」の病気と考えられていたうつ病が、実は身体の炎症に原因があるという証拠が次々と挙がっているのだ。
社会的ストレスから発症するうつ病も、ストレスによって炎症が起こることが原因と考えられる。
近い将来、精神科医はうつ病の診断に炎症を調べる血液検査が使うようになり、
検査結果からその患者に最適の抗炎症薬や免疫療法を選択して処方するようになるかもしれない。
既存の抗うつ薬で効果がなかった患者に、救いがもたらされる可能性は大きい。
数多くの人々を苦しめる病気の治療に見えてきた、革命的進展の兆しと将来への展望を、世界的権威がわかりやすく解説する。
<内容より>
●幼少期に炎症マーカーが高いと成人後うつになりやすい
●肝炎の免疫療法で人工的に炎症を起こすと3分の1の人がうつになる
●ストレスが高まると炎症が起きて、うつになりやすくなる
●肥満・歯周病・免疫疾患などによる炎症はうつのリスクを高める
●慢性炎症を治療すると併発していたうつ症状も消える例が多い