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[BOOKデータベースより]
科学者の軍事研究に絞った倫理規範の書。歴史考察から防衛省創設の委託研究制度、大学と科学者コミュニティ、AI兵器まで。普遍的かつ喫緊なテーマの全体像を記す。
序章 新しい科学者倫理の構築のために
[日販商品データベースより]第1章 科学者と戦争
第2章 軍事研究をめぐる科学者の常套句
第3章 非戦・軍縮の思想
第4章 安全保障技術研究推進制度の概要と問題点
第5章 軍事研究に対する科学者の反応
第6章 やはり、科学者は軍事研究に手を染めてはならない
終章 現代のパラドックス
「科学倫理の書だけでは決定的に欠けているテーマがあった。科学者および技術者が軍事研究に手を染め、戦争で人間を効率的に殺戮するための手段の開発研究に深入りしている問題で、これこそ問われるべき科学者・技術者の倫理問題と言えるはずである。…本書はおそらく〈科学者は軍事研究に手を染めるべきではない〉と主張する最初の本になると思っている」
グローバル化が喧伝され、生き残るために倫理を置き去りにすることを当然としかねない現代、企業は儲けのために手抜きや不作為が常態化して安全性が二の次になり、政治は軍拡路線を拡大して貧富の格差の拡大を放置し、科学者の多くは研究費欲しさに軍事研究に励み、人々はお任せ民主主義になれてしまい、長期的な視点を失っている。このような時代にあって、著者は科学者の責任として、本書を書き下ろした。
第一次世界大戦、ナチス期の科学者や日本の戦時動員体制から、安倍内閣による「防衛装備庁の安全保障技術研究推進制度」の詳細、大学や科学者コミュニティの実際、AI兵器・ゲノム編集、デュアルユース(軍民両用技術)のあり方まで。若き科学者に向けて普遍的かつ喫緊なテーマの全体像をはじめて記す。