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[BOOKデータベースより]
哲学と社会分析の結びつきが壊されていく脅威とともに、歴史的・社会的諸過程から独立して理性のさまざまな可能性を把握する機会も失われ、人間の理性的能力の潜勢力が歪められていく。承認論の第一人者にして、フランクフルト学派を代表する哲学者が、カント、フロイト、ベンヤミン、アドルノなどを革新的に論じ、批判理論のアクチュアリティを提示する。
第1章 後戻りできない進歩―道徳と歴史との関係についてのカントの見解
[日販商品データベースより]第2章 理性の社会的病理―批判理論の知的遺産をめぐって
第3章 系譜学的態度留保の下での再構成的社会批判―フランクフルト学派における「批判」の理念
第4章 資本主義的生活形式の観相学―アドルノの社会理論の素描
第5章 遂行される正義―アドルノ『否定弁証法』の「序論」について
第6章 神聖なるものの歴史哲学的救済―ベンヤミンの「暴力批判」論
第7章 自由の獲得―個人の自己関係というフロイトの構想
第8章 不安と政治―フランツ・ノイマンによる病理診断の長所と短所
第9章 民主主義と内面の自由―アレクサンダー・ミッチャーリッヒの批判的社会理論への貢献
第10章 コミュニケーション的理性の不協和音―アルブレヒト・ヴェルマーと批判理論
補遺 認識手段としての奇想―規格化された知識人の時代における社会批判
哲学と社会分析の結びつきが壊されていく脅威とともに、歴史的・社会的諸過程から独立して理性のさまざまな可能性を把握する機会も失われ、人間の理性的能力の潜勢力が歪められていく。本書は承認論の第一人者にして、フランクフルト学派を代表する哲学者が、カント、フロイト、ベンヤミン、アドルノなどを革新的に論じ、批判理論のアクチュアリティを提示する。