- トクヴィル
-
平等と不平等の理論家
講談社学術文庫 2551
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2019年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784065157114
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[BOOKデータベースより]
デモクラシーこそは歴史の未来である―誕生間もないアメリカ社会に二六歳のトクヴィルが見いだしたものは何だったか。歴史的名著『アメリカのデモクラシー』では何が論じられたか。「平等化」をキーワードにその思想の今日性を浮き彫りにする。あらゆる権威が後退し混沌の淵に生きる私たちは、いまこそトクヴィルに出会い直さなければならない!サントリー学芸賞受賞作を増補改訂!
第1章 青年トクヴィル、アメリカに旅立つ(生まれた時代と家庭環境;知的遍歴;『デモクラシー』執筆まで)
[日販商品データベースより]第2章 平等と不平等の理論家(平等化とは何か;平等社会のダイナミズム;平等社会の両義性)
第3章 トクヴィルの見たアメリカ(アメリカを論じるということ;政治的社会としてのアメリカ;宗教的社会としてのアメリカ)
第4章 「デモクラシー」の自己変革能力(結社;宗教;自治と陪審)
結び トクヴィルの今日的意義
補章 二一世紀においてトクヴィルを読むために
ポピュリズム、ポストトゥルース、グローバリズムに直面する今こそ読む――“アメリカのデモクラシー”その根源への探究
デモクラシーこそは歴史の未来である――誕生間もないアメリカ社会に トクヴィルが見いだしたものは何か。歴史的名著『アメリカのデモクラシー』では何が論じられたのか。「平等化」をキーワードにその思想の今日性を浮き彫りにする、鮮烈な思考。あらゆる権威が後退し混沌の縁に生きる私たちは、いまこそトクヴィルに出会い直さなければならない!
いま日本の思想界をリードする著者が、第29回(2007年) サントリー学芸賞(思想・歴史部門)を受賞し、現在に至る地位を築いた好著の文庫化。文庫化にあたり、現在の政治・思想状況をふまえた「補章」を増補。
トクヴィルの「今日的意義」は増すばかりである。ある意味で、「トクヴィル的」とでも呼ぶべき状況がますます強まっている―(「補章」より)
【本書の主な内容】
第一章 青年トクヴィル、アメリカに旅立つ
第二章 平等と不平等の理論家
第三章 トクヴィルの見たアメリカ
第四章 「デモクラシー」の自己変革能力
結び トクヴィルの今日的意義
補章 二十一世紀においてトクヴィルを読むために