- 測りすぎ
-
なぜパフォーマンス評価は失敗するのか?
The Tyranny of Metrics- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2019年04月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784622087939
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[BOOKデータベースより]
教育、医療、ビジネス、行政、NPO…業績評価が組織をダメにする根本原因を分析。パフォーマンス測定への固執が機能不全に陥る原因と、数値測定の健全な使用方法を明示。巻末にはチェックリストを付す。
1 議論(簡単な要旨;繰り返す欠陥)
[日販商品データベースより]2 背景(測定および能力給の成り立ち;なぜ測定基準がこれほどほど人気になったのか;プリンシパル、エージェント、動機づけ;哲学的批判)
3 あらゆるものの誤測定?―ケーススタディ(大学;学校;医療;警察;軍;ビジネスと金融;慈善事業と対外援助;透明性が実績の敵になるとき―政治、外交、防諜、結婚)
4 結論(意図せぬ、だが予測可能な悪影響;いつどうやって測定基準を用いるべきか―チェックリスト)
多くの人が漠然と感じているのは、業績評価が問題の本質を外れ、文脈を奪い、人間による判断の微妙さを軽視して、システムのメカニズムを知っている者だけの利益になっている、ということだ。本書は、この傾向がどこから来るのか、なぜこの傾向が非生産的なのか、なぜわれわれがそれを学ばないのか、をはっきりと説明している。…あらゆる管理職が読むべき本。
ティム・ハーフォード(エコノミスト。『まっとうな経済学』)
「測定基準の改竄はあらゆる分野で起きている。警察で、小中学校や高等教育機関で、医療業界で、非営利組織で、もちろんビジネスでも。…世の中には、測定できるものがある。測定するに値するものもある。だが測定できるものが必ずしも測定に値するものだとは限らない。測定のコストは、そのメリットよりも大きくなるかもしれない。測定されるものは、実際に知りたいこととはなんの関係もないかもしれない。本当に注力するべきことから労力を奪ってしまうかもしれない。そして測定は、ゆがんだ知識を提供するかもしれない――確実に見えるが、実際には不正な知識を」(はじめに)
パフォーマンス測定への固執が機能不全に陥る原因と、数値測定の健全な使用方法を明示。巻末にはチェックリストを付す。