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[BOOKデータベースより]
もし本能寺のクーデターで織田信長が生き延びていたら、秀吉よりもはるかに早く天下を統一しただろう。そして艦隊を編成して海外に進出。日本の版図を拡大し、今日の世界で日本語が主要言語になっていたかもしれない―。そして信長は天皇を超える「神」の存在となり、その支配の下では、世界史に残る凄惨な宗教対立の多くが起こらなかったのではないか。歴史上、残虐な人物という言われ方もする信長が、世界から羨まれる存在となり、世界の歴史を変えるような遺産を残したのではないかと、想像は膨らむ。歴史ファンを魅了する、著者渾身の壮大な信長“世界制覇”シミュレーション。
第1章 一大シミュレーション―信長、天下を統一する(天下統一を目前にした信長の最大の誤算「本能寺の変」;危機管理能力に優れていたはずの信長 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 信長、天下統一後の治世―自己神格化を達成(信長が目指したのは「織田幕府」ではない;権力の「三条件」把握していた信長 ほか)
第3章 ノブナガミクスで変わる日本経済(機能主義者の信長が行った経済政策;関所の撤廃と本能寺の変 ほか)
第4章 信長の壮大な野望が変える世界史とは(鉄甲船で海外進攻に乗り出す;中国語が世界のスタンダードになった可能性もあった ほか)
2020年の大河ドラマ『麒麟がくる』は明智光秀が主人公ですが、戦国大名が“英傑”となるまでの成長の過程も描かれていきます。その中で、光秀の盟友となり、最期には光秀により暗殺されるのが織田信長ですが、本書では、この信長がもし生きていたら何をやったのか、どういう社会になり、海外戦略がどうなっていったのかを考えていきます。信長の生き方、戦略、治世などに改めて注目し、そこから現代社会に活かせるヒントを探っていきます。