- マンガ最高の戦略教科書 孫子
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日経BPM(日本経済新聞出版本部) 日経BPマーケティング
守屋淳 星野卓也 anco- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2019年04月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784532176570
[BOOKデータベースより]
庶務特命課長・孫武七子。職場のお悩み、『孫子』で解決します。「彼を知り、己を知れば、百戦して殆うからず」「兵は詭道なり」「百戦百勝は善の善なるものに非ず」―百戦不敗の戦略を説いた「孫子」の教えを、人生・ビジネスにいかに活かすか。オリジナルマンガですっきり解説。
1 「上司」に負けない(すべての戦略は情報に行き着く;スパイをどのように運用するか;情報の持つ厄介な性質)
2 「同僚」に負けない(人や組織は利害で操れる;急所をつかれたら、相手はジッとしていられない;呉越同舟)
3 「部下」に負けない(相手を誤解させ、準備の手を抜かせる;漁夫の利をさらわれるのか、さらうのか;ライバルを味方に引き入れれば、自分の「負け」はなくなる;相手にしなければ、漁夫の利をさらう可能性が生まれる;短期間で勝てる相手とだけ戦う)
4 「取引先」に負けない(勝てなくても、不敗でいることは可能だ;戦う環境を知り尽くしておく;どうやって勢いに乗るか)
"庶務特命課長 孫武七子。すべての悩み、「孫子」で解決します。
「彼を知り、己を知れば、百戦して殆うからず」「兵は詭道なり」「百戦百勝は善の善なるものに非ず」――
百戦不敗の戦略を説いた「孫子」の教えを人生・ビジネスにいかに活かすか。
オリジナルマンガですっきり解説。
◆構成は、マンガ部分+本文解説の4話構成。社長特命として任務を請けている「庶務特命課長」の孫武七子(まごたけ ななこ)が、問題を抱えた女性社員たちに『孫子の兵法』の叡智を与えることによって、「組織の中で負けない方法」を教えていく1話完結型オムニバス形式。
◆<物語の背景>神奈川県鎌倉市、カマコンバレーにひときわ高くそびえたつ地上20階の高層ビル。そこは社員20000人を抱える、大手ネット企業「アミオ」の本社だ。ネットベンチャーとして、東大出身の三笠正志(35)が5年前に社員5人で創業し、いまや東証一部上場、三笠社長の総資産額は1兆円を超える一大企業に成長した。他のネット系ベンチャーに比べて、従業員の満足度が高く、離職率が極端に低いのが特徴なのだが、そこには秘密があった。「アミオ」の最上階には、社長直下の庶務特命課という課が存在していた。そこには孫武七子(32、通称:孫子/そんこ)と言われる課長がいた。彼女は、実は、社長が心酔する『孫子の兵法』の熟達者であった。三笠社長は、彼女が説く『孫子の兵法』を巧みに駆使することによって、企業をここまでに成長させたのだ。
一方、彼女の表の顔は、ビル内の社員食堂の“管理栄養士のお姉さん""。三笠社長より、『孫子の兵法』を専門家として社員に教えてほしいとオファーを受けたが、趣味の料理好きを満たすために社員食堂を任せてもらうことを条件に受諾したのだ。就業時間後の17時より「特命課」を開けて依頼者の話を訊き、解決に導いている。"