- 少女葬
-
- 価格
- 825円(本体750円+税)
- 発行年月
- 2019年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101012810
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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北区の太
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イヤ、すごい
読後感は最悪。この人はイヤミスの天才だ。構成は、まず冒頭に結末が示される。普通はそこでその後の展開が読めてしまい、興味半減ということになるのだが、そうならないところがこの作者のすごいところ。登場人物が何人か出て来て、その中の誰があの結末を迎えるのか。途中からほぼ2人に絞られるので、どちらにあの運命が待っているのか。終盤ではその予想がつくのだが、その結末を迎える子ともう1人との運命を分けたものはなんだったのか。いや面白かった。途中でやめられなくなり、翌日の仕事のことも忘れて読みふけったのは久しぶり。まだまだ他の作品もある、楽しみはまだ沢山残っている。
[BOOKデータベースより]
一人の少女が壮絶なリンチの果てに殺害された。その死体画像を見つめるのは、彼女と共に生活したことのあるかつての家出少女だった。劣悪なシェアハウスでの生活、芽生えたはずの友情、そして別離。なぜ、心優しいあの少女はここまで酷く死ななければならなかったのか?些細なきっかけで醜悪な貧困ビジネスへ巻き込まれ、運命を歪められた少女たちの友情と抗いを描く衝撃作。
[日販商品データベースより]ドミトリータイプ、キッチン、バス、トイレ共同、敷金礼金なし、保証人不要、性別および年齢制限なし。そんなシェアハウスに飛び込んだのは、毒親からの精神的虐待に堪えかねた16歳の少女・綾希。そこで彼女は、自分と同い年で、同じく家庭内不和の被害者である少女・眞実に出会う。住人も住環境も劣悪な中、なんとか生計を立てようと足掻く二人だが、些細なきっかけから別離していき、やがて――。物語は少女の一方がもうすでにこの世にはいないことを、しかもそれが壮絶なリンチの果ての死であることを明示しながら取り返しの付かない「その日」へ向かって進んでいく。いったい二人の運命を分けたものはなんだったのか。その選択は、死ななければならないほどの愚行だったのか。ラスト一行まで胸に迫る、家出少女たちの友情と抗いを描く衝撃作。