この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 災害時の要介護者へのケア
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2014年02月発売】
- ネウボラフィンランドの出産・子育て支援
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2015年12月発売】
- 地域包括ケアを現場で語る
-
価格:2,970円(本体2,700円+税)
【2022年03月発売】
- 災害支援者支援
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2018年12月発売】
[BOOKデータベースより]
風土、家族、地域、自由、記憶。5つの章から、フィンランドの高齢者介護のリアルを描き出す。親族介護者、ディアコニ、帰還担当官、メモリーコーディネイターなど、さまざまな人びとに支えられるケアの現場に、何を見いだすことができるのか。島嶼地域に暮らす独居高齢者を長年にわたり調査してきた気鋭の文化人類学者が、制度と実践の両面から「年老いていくこと」の本質をすくいとる。
第1章 風土(福祉と天気;岩礁海域心変わりと空;まとめ―群島町の天候‐世界)
[日販商品データベースより]第2章 家族(北欧型福祉国家と家族;公的ケア、私的ケア;親族介護;まとめ―ゆっくりと家族になっていく)
第3章 地域(フィールドワークのはじまり;現場に入る;慈善、博愛、福祉;フィールドワーカーのホリズム;まとめ―コミュニティという幻想)
第4章 自由(独居する人びと;強い選択;新たな自由;まとめ―古い自由、新たな自由)
第5章 記憶(認知症と社会;記憶と文化;まとめ―老いること、忘れること(覚えていること))
これが、北欧型福祉国家のリアル
「豊かで手厚い福祉」というイメージの北欧・フィンランド。しかし、実際のところはどうなのだろう? 風土・家族・地域・自由・記憶という5つの視点から紐解いていく。島嶼地域に暮らす独居高齢者たちへの長年のフィールドワークを中心に、気鋭の文化人類学者が、今まさに変化する北欧の高齢者ケアのリアリティを掬いとる。